
2018年08月02日 更新
AGA(男性型脱毛症)になったら病院へ! AGA治療の専門病院に行くメリット
AGA治療専門の病院があるということをご存知ですか? 風邪を引いたら内科、虫歯になったら歯科に行くように、AGA(男性型脱毛症)になったら専門の病院を受診することが改善、そしてヘア充への近道です。今回のAGA+では、AGA専門の治療を行っている病院についてご紹介します。
そもそもAGA(男性型脱毛症)とは?

AGA(男性型脱毛症)は「男性ホルモン」が原因で起こる薄毛や抜け毛
AGAは、男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン(DHT)」が原因。
このジヒドロテストステロン(DHT)によって、健康な髪の毛を保つ生理現象である「毛周期」が乱され、髪の毛は細く短くなり、抜け毛が増えるのです。
よって、AGA(男性型脱毛症)を改善するためには、原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する必要があります。
AGA(男性型脱毛症)を治すためには

本当の話、AGA(男性型脱毛症)は育毛剤では治らない!
薄毛や抜け毛の治療というと、直接頭皮に塗布する育毛剤や育毛シャンプーなどが効果的と思ってはいませんか?
育毛剤や育毛シャンプーに含まれている成分は、あくまでも「頭皮環境を整える効果」があるだけ。
つまり、育毛剤や育毛シャンプーの効果は、頭皮の血行促進や頭皮を清潔に保つことで、髪の毛の成長に適した頭皮環境を整えること。
しかし、AGAの原因はジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンであるため、然るべき投薬治療によって直接働きかけることが重要です。
病院の処方箋による投薬治療が効果的なAGA治療法
AGA(男性型脱毛症)の効果的な治療については、日本皮膚科学会が策定した「男性型脱毛症診療ガイドライン」に記載されています。
男性型脱毛症診療ガイドラインでAGA治療に効果が認められたのは、プロペシア(フィナステリド)内服療法とミノキシジル外用療法の2つ。
また、2016年6月に新しく発売されたザガーロ(デュタステリド)の内服についても、AGA治療に効果的であると認められています。
しかし、こうした医薬品の処方は医療行為にあたるため、育毛サロンなどでは一切取り扱いができません。
フィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)、ミノキシジルの処方は、主にAGA専門クリニックで受けることができます。
効果的なAGA治療でヘア充を望むなら、AGA専門の病院で受診することをおすすめします。
男性型脱毛症診療ガイドラインについて、もっと知りたい人はこちら。
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【ハゲ薄毛】結局何が効果的? 科学的根拠のあるAGA治療法はこれだ
AGA専門病院に行くべき“5つの理由”

AGA治療を専門に行っている病院では、さまざまな診察・検査が受けられ、AGA患者への配慮が徹底されています。
AGA専門病院に行くべき理由①:問診
生活サイクルや食生活、喫煙や飲酒の状況などについて、AGA専門病院に在籍している医師が問診します。
生活習慣の改善がAGAの直接的な治療になるわけではありませんが、生活習慣を改善し頭皮環境を整えることは、AGA治療をより効果的にする上で重要です。
今の生活が頭皮環境にどう影響を与えているのか、AGA専門病院の医師と相談してみましょう。
AGA専門病院に行くべき理由②:基本無料のカウンセリング
病院を受診するハードルの1つに費用面の不安があるかと思いますが、多くのAGA治療の専門病院では、基本無料でカウンセリングが行われています。
AGAはどのように治療するのか、費用はどのくらい必要なのかなど、気になることを医師に相談できるのは大きなメリットでしょう。
AGA専門病院に行くべき理由③:血液検査
AGA専門病院の血液検査では栄養状態や、AGA以外の病気がないかをチェックします。
また、AGA治療薬が腎臓や肝臓に負担をかける可能性もあるため、投薬にあたって問題がないかも合わせて調べます。
AGA専門病院に行くべき理由④:遺伝子検査
遺伝子検査では、AGA治療薬が効きやすい体質かを調べます。
また、今後AGAになりやすいかどうかも判定できるため、まだAGAだと判明していない人も、不安な人は調べてみるといいでしょう。
病院では医師による診察や細かい検査ができるため、AGAの原因やそれぞれの体質に合わせた適切な治療が可能なのです。
こうした検査は医療行為にあたるため、育毛サロンなどでは受けることはできません。
AGA専門病院に行くべき理由⑤:プライバシーの配慮
AGA治療の専門病院の多くは完全予約制です。
そのため、他の患者と遭遇することはほとんどありません。
その他にも、一人ひとり個室で診察を行ったり、なかにはテレビ電話での診察を行っているAGA専門病院も存在し、患者のプライバシーに配慮した病院が増えています。
AGA専門病院以外で治療を受ける場合

AGA専門の病院の他にも、AGA治療を行っている施設はあります。
AGA専門病院以外での治療①:皮膚科でのAGA治療
AGA治療を行っている皮膚科の病院は少なくありませんが、AGA治療法の選択肢が少ないと言われています。
理由の1つは、AGA担当医が在籍する皮膚科の病院が少ないということ。
AGAの専門病院とは異なり、皮膚科の病院では必ずしもAGA担当の医師が在籍しているわけではありません。
また、AGAを治療するにあたって詳細な検査は行わず、視診による判断のみでAGAと診断されることも多く、患者一人ひとりに合ったAGA治療法を見つけることは難しいかもしれません。
AGAの治療法について、詳しく知りたい人はこちら。
【AGA対策2歩目】AGA治療の内容
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AGA専門病院以外での治療②:美容クリニックでのAGA治療
美容クリニックの中には、施術メニューの1つとしてAGA治療を行っている病院やクリニックもあります。
育毛サロンなどとは異なり、医療機関であるため、医薬品の処方や血液検査などを受けることができます。
しかし、AGA担当の医師が在籍している病院は少なく、皮膚科と同様に一人ひとりに合ったAGA治療が見つからないことがあるかもしれません。
まとめ

“AGAの悩み”ならAGAの病院へ!
このように、一部の皮膚科や美容クリニックでもAGA治療を受けることはできますが、治療法や薬そのものの選択肢が少ないといった一面があります。
AGA専門病院では、詳細な検査の情報をもとに、自分に合ったAGA治療を選ぶことができます。
風邪を引いたら内科、骨折してしまったら外科へ行くように、薄毛で困ったらAGA病院へ行くことが最善のAGA治療につながるでしょう。
的確な診察結果と治療法を知りたい人は、すぐに病院へ!
「もしかしたらAGAかもしれない」「今受けている治療に効果が感じられない」など、不安を感じている人は、自分に合った治療法を見つけるためにも、一度AGA治療の専門病院で無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
AGA(男性型脱毛症)は進行性の薄毛・抜け毛です。
1日でも早くAGA専門病院へ足を運ぶことが、薄毛で悩む日々からの解放、そして「ヘア充生活」につながります。