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    2017年08月31日 更新

    本当に生えるの? AGAに効く成分「フィナステリド」の効果と注意点

    AGA治療に効果的な「フィナステリド」という成分。薄毛に悩む人なら、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
    今回は、フィナステリドが持つAGA治療への効果や、それに伴う副作用まで「フィナステリドに関する本当の話」をします。

    「フィナステリド」って何? 「プロペシア」との違い

    フィナステリドの効果を説明する前に、「フィナステリド」と「プロペシア」の違いと、この2つがAGA治療薬として誕生するまでの経緯を見ていきましょう。

    治療成分「フィナステリド」を含む、医薬品「プロペシア」

    フィナステリドとプロペシアは混同されやすいワードですが、この2つには明確な違いがあります。

    フィナステリドとプロペシアの違い

    • フィナステリド:AGA治療に有効な成分
    • プロペシア:フィナステリドが含まれるAGA治療薬
    つまり、フィナステリドは成分で、プロペシアは治療薬のこと。

    フィナステリドを含むAGA治療薬すべてがプロペシアと呼ばれるわけではなく、プロペシアの他にもフィナステリドを含むAGA治療薬が存在します。

    しかし、フィナステリドを含んでいる、かつ日本で認可されているAGA治療薬は、「プロペシア」と「プロペシアのジェネリック製品」のみです。

    フィナステリドとプロペシアの歴史

    フィナステリドは、もともと、1992年にアメリカで発売された前立腺肥大症の治療薬「プロスカー」に含まれている成分でした。

    開発当初のフィナステリドは、あくまで前立腺肥大症の治療成分であり、AGA治療に効果があるとは考えられていなかったのです。

    しかし、プロスカーを服用した多くの患者から、「髪の毛が増える副作用」が報告されるようになり、これがきっかけで、フィナステリドのAGA治療への可能性が見出されました。

    その後、AGA治療成分としてのフィナステリドの研究が重ねられ、フィナステリドを含むAGA治療薬「プロペシア」が誕生します。

    プロペシアは、1997年にアメリカ食品医薬品局(FDA)に認められ、日本でも2005年10月に厚生労働省から認可を受けた上で、同年12月から販売されました。

    現在は、男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)でも、フィナステリドがAGA治療に有効であると示されています。


    「男性型脱毛症診療ガイドライン」についてもっと詳しく知りたい人はこちらから

    フィナステリドはAGA治療に効果があるの?

    フィナステリドが国に認可されているAGA治療成分だとしても、「フィナステリドの服用で本当に髪の毛が生えるの?」という不安をまだ拭いきれない人もいるでしょう。

    フィナステリドがAGA治療に効果があるというのには、しっかりとした科学的根拠があります。

    AGAのメカニズムと、フィナステリドの効果について、それぞれ解説します。

    なぜ、AGA(男性型脱毛症)になるのか

    まず、AGAのメカニズムから見ていきましょう。

    AGAの原因は男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」にあります。

    このジヒドロテストステロンが、頭頂部や前頭部の毛乳頭に存在するアンドロゲンレセプターという男性ホルモン受容体と結合することによって、毛周期が短くなるのです。

    毛周期が短くなり、髪の毛が抜け落ちるスピードが早くなると、薄毛が進行します。

    これが、AGAのメカニズムです。


    AGAのメカニズムについて詳しく知りたい人はこちらから

    なぜ、フィナステリドはAGA(男性型脱毛症)に効くのか

    ジヒドロテストステロンがAGAの原因ということは、ジヒドロテストステロンの分泌量が生まれつき多い人のみ、AGAになるのでしょうか。

    それは、違います。

    ジヒドロテストステロンは、毛細血管から毛乳頭に流れてくる男性ホルモン「テストステロン」と、毛乳頭細胞に存在する酵素「5αリダクターゼ」が結びつくことによって生まれます。

    そして、血中のテストステロンの量は、AGAの人とそうでない人とで、大きな違いはありません。

    つまり、毛乳頭細胞に存在する5αリダクターゼと、テストステロンが結合することを防ぐことができれば、AGAの進行を食い止めることができのです。

    5αリダクターゼは、1型と2型の2種類存在しますが、1型と2型は分泌される場所が違います。

    5αリダクターゼの分泌場所

    • 1型:全身に存在する。主に皮脂腺に多い
    • 2型:前頭部や頭頂部の毛乳頭、前立腺、ヒゲに存在する
    5αリダクターゼ1型と2型は、どちらもAGAの原因になりえます。

    しかし、やはり毛乳頭に主に存在する2型の方が、AGAの症状に深い関わりがあります。

    フィナステリドは、この5αリダクターゼ2型に対して阻害作用を発揮します。

    フィナステリドを服用することで、5αリダクターゼ2型を阻害し、ジヒドロテストステロンの生成も抑制することができるのです。

    フィナステリドの副作用

    医薬品を服用するときに、怖いのが副作用。

    もちろん、フィナステリドにも少なからず副作用はあります。

    フィナステリドを服用する前に、副作用への理解もしっかり深めておきましょう。

    報告されているフィナステリド(プロペシア)の副作用

    • 性欲減退:1~5%未満
    • 勃起不全:1%未満
    • 精液量減少:1%未満
    • うつ:1%未満
    • 肝機能低下:個人の肝機能による
    性機能への副作用よりも発症頻度は低いですが、肝機能低下の副作用も報告されています。

    個人の肝機能によっても、肝機能への副作用の程度は変わるため、不安がある人は、あらかじめ病院で相談をしておきましょう。

    フィナステリドを含むジェネリック(後発医薬品)

    フィナステリドを含むAGA治療薬、プロペシアのジェネリック製品もいくつか発売されています。

    ジェネリック製品とは、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含んだ、後発の医薬品のことです。

    プロペシアのジェネリック製品であれば、有効成分フィナステリドを、プロペシアと同じく1mgまたは0.2mg含んでいます。

    有効成分と含有量が同じであるため、プロペシアと同程度のAGA治療効果が期待できます。

    フィナステリドを含むジェネリック(日本で認可済)

    • サワイ
    • ファイザー
    • クラシエ
    • SN
    • トーワ
    • 武田テバ
    • TCK
    実はこの他にも、多くのフィナステドを含むジェネリック製品が海外で販売されています。

    海外で販売されている医薬品は、個人輸入で手に入れることができますが、その薬が本物である保証はどこにもありません。

    また、日本で認可されていないものがほとんどなので、効果や安全性も信用できません。

    フィナステリドを服用したい場合は、必ず医師に処方してもらうようにしましょう。

    フィナステリド服用における注意点

    フィナステリドを服用するにあたって、いくつか守らなければならない注意点があります。

    いくらAGA治療に有効な医薬品でも、用法・用量を守ることができなければ、十分な効果は期待できないでしょう。

    場合によっては、せっかく保障されている安全性を失ってしまうことにもなりかねません。

    フィナステリドは1日1mgまで

    フィナステリドの1日の服用量の上限は1mgまで。

    それ以上の服用は、安全性が確認されていないので、控えましょう。

    フィナステリドを多く飲んだからといって、AGA治療への効果も増幅するというわけではありません。

    医師からの説明をよく聞き、用法・用量を守って正しく服用しましょう。

    効果が確認できるまでは6ヶ月以上継続して服用する

    すぐに効果が出ないからといって、服用し始めてから6ヶ月経たないうちにフィナステリドの服用を中止してはいけません。

    フィナステリドの効果を実感するためには、血中にフィナステリドが含まれている状態を、継続し続けることが大切です。

    プロペシア錠に添付されている「用法・用量に関する使用上の注意」にも、「効果が確認できるまで通常6ヶ月の連日投与が必要である」と記載されています。

    妊婦・妊娠の可能性のある人は服用NG

    女性がフィナステリドを服用することは、基本的に認められていません。

    特に、妊婦や妊娠の可能性がある人は、絶対に服用しないでください。

    フィナステリドが胎児の生殖器に悪影響を与える可能性があります。

    また、妊婦がフィナステリドに触れただけでも、胎児の生殖器発達に影響する場合があります。

    錠剤の表面にはコーティングが施されているため、基本的にフィナステリドが外側に露出することはありません。

    しかし、錠剤を割ってしまった場合などは、外側にフィナステリドが露出してしまうので、妊婦や妊娠の可能性がある人は、絶対に割れた錠剤には触らないようにしてください。

    フィナステリド錠の取り扱いには十分注意しましょう。

    未成年は服用NG

    未成年のフィナステリド服用についての安全性は確認できていません。

    未成年も、絶対にフィナステリドを服用しないようにしましょう。

    フィナステリド服用中は、献血NG

    献血をした血は、誰に輸血されるかわかりません。

    フィナステリドが含まれた血液が、女性や未成年に輸血される可能性もあります。

    フィナステリド服用中はもちろんのこと、服用を止めてから1ヶ月間は献血をしてはいけません。

    フィナステリドを服用したい場合は「AGA治療の専門病院」へ

    フィナステリドを服用したい、または服用に興味があるという場合は、安価な海外輸入品に頼るのではなく、必ず医師に相談するようにしましょう。

    もしかしたら、フィナステリドがあなたの体質に合わない可能性もあります。

    AGA治療薬は、必ず病院で診断を受けた後、医師から処方されたものを服用してください。

    確実かつ安全な方法で失われた髪の毛を取り戻し、“ヘア充”を目指しましょう。


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