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2018年08月02日 更新
[薬剤師監修]フケ防止にヘアオイルで保湿は正解? フケの原因&対策
【フケの原因解剖】そもそも「フケ」とは何者なのか?
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【フケの原因解剖】フケの正体は古くなった表皮細胞の「塊」
「フケ」は、頭皮から剥がれ落ちた表皮細胞の塊のようなもの。
表皮細胞は、新陳代謝により一定の期間で入れ替わり、古い表皮細胞は頭皮から剥がれ落ちていきます。
通常ならば垢のような細かい形で落ちますが、頭皮環境が悪化すると塊のような形で剥がれる、それがフケの正体です。
【フケの原因解剖】フケには「乾性フケ」と「脂性フケ」の2種類がある
フケには、「乾性フケ」と「脂性フケ」の2種類があります。
乾性フケは、頭を掻くと粉状にパラパラと落ちてくるタイプのフケ。
頭皮が乾燥し皮脂が不足することで、古くなった細胞が塊となって剥がれ落ちてしまうのです。
脂性フケは、皮脂と混ざってベタベタするタイプのフケ。
乾性フケとは逆に、頭皮に皮脂が溜まりすぎてしまうことで発生し、剥がれ落ちる際に皮脂と混ざって、やや大きな塊となって剥がれ落ちます。
脂性フケの原因は、マラセチア菌という雑菌。
皮脂の過剰分泌により、マラセチア菌が繁殖することでフケが発生します。
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因とは?
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頭皮の乾燥やフケが出てしまう原因として、次のようなものが挙げられます。
頭皮の乾燥、フケの原因
- 季節
- 血行不良
- 栄養不足
- 間違った頭皮ケア
- ヘアカラー・パーマ・ワックスなどのやりすぎ
- 病気(薬)
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因①:季節
一般的に、頭皮環境にとってよいとされている湿度は60〜65%です。
しかし、湿度がなかなか上がらない冬の季節。
参考までに、気象庁がまとめた東京の平均湿度(2015年)を見てみると、とくに12月から3月にかけては湿度が60%に満たない、乾燥した気候であることがわかります。
また、暖房・ストーブを頻繁に使う時期でもありますよね。
暖房やストーブから発せられる熱風は、湿度をより下げ、頭皮の乾燥につながるおそれがあるため注意が必要です。
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因②:血行不良
血行が悪くなってしまうと、頭皮に十分な栄養が行き渡りにくくなります。
栄養だけでなく、水分や皮脂も不足するため、さらに乾燥しやすい状態に。
血行不良は新陳代謝にも影響を及ぼし、フケが出やすい頭皮環境を作ってしまいます。
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因③:栄養不足
偏った食生活により、頭皮の皮脂量が変動してフケが発生するおそれがあります。
とくにビタミンやコラーゲンが不足すると、頭皮の水分量が減り、乾燥してしまうだけでなく、皮膚や粘膜の働きが悪くなりかねません。
また、脂っこい食べ物ばかりを食べてしまうと、皮脂を過剰分泌させ、脂性フケが発生する原因となります。
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因④:間違ったシャンプーの仕方
・強い力でゴシゴシ洗う・1日に何回もシャンプーをする
・逆にシャンプーをしない日が多い
これらは全て、フケの原因になってしまいます。
強くこすったり、頻繁にシャンプーをすると、頭皮にとって必要な皮脂までも落としてしまいます。
外部からの刺激をガードするために、頭皮にはある程度の皮脂が必要です。
フケが多いからといってシャンプーをしすぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえって頭皮の乾燥につながります。
また、シャンプーの回数が少なすぎても、皮脂の過剰分泌を起こし、脂性フケの原因に。
つまり、シャンプーの頻度が多すぎても少なすぎても、頭皮の皮脂量は正常に保たれにくくなってしまうのです。
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因⑤:ヘアカラー・パーマ・ワックスのやりすぎ
ヘアカラーやパーマのしすぎも、頭皮の皮膚炎を起こし、フケを増やすおそれがあります。
フケに限らず頭皮環境にも悪影響を及ぼしかねないので、ある程度の期間をおいて行うようにしたほうがいいかもしれません。
また、毎日髪にワックスやジェルをつける人も多いのではないでしょうか。
身だしなみのためにワックスなどの整髪料を使うことは大切ですが、こちらもやりすぎには注意しましょう。
ワックスやジェルなどの付けすぎは、皮脂の過剰分泌や頭皮の炎症につながり、フケの原因になります。
また、適量で正しく使用した場合でも、シャンプーでしっかり洗い流すように心がけましょう。
【フケの原因解剖】頭皮の乾燥、フケの原因⑥:病気、薬による副作用
アレルギー性やアトピー性の皮膚炎、乾癬(かんせん)など、皮膚系の病気は頭皮の皮脂不足につながります。
甲状腺機能低下症や糖尿病など、一見頭皮とは関係ない病気がフケの原因になることも。
皮脂分泌のコントロールが効かなくなることや、体内の水分量自体が減少することで頭皮の乾燥を引き起こしてしまうためです。
また、大量のフケだけでなくかゆみやニオイなども気になる場合は、「脂漏性皮膚炎」という病気を引き起こしている可能性もあります。
脂性フケの原因であるマラセチア菌がさらに活発になると、フケだけでなく頭皮の炎症も悪化し、脂漏性皮膚炎につながってしまうのです。
また、副作用として皮膚が乾燥しやすくなる薬を飲んでいる場合も、注意が必要でしょう。
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【原因に合ったフケ対策を】フケに効果的な予防・対策とは?
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乾性フケ・脂性フケを防ぎたいのであれば、正しい頭皮ケアをすることが大切。
【原因別フケ対策】フケを防ぐためにしたい4つのこと
- シャンプーをしすぎない
- 正しいシャンプーの選び方をする
- ヘアオイルやローションで保湿をする
- 育毛剤で頭皮環境を整える
【原因に合ったフケ対策を!】乾性フケ・脂性フケ対策①:シャンプーをしすぎない
1日に何度もシャンプーをすること、ゴシゴシと力を入れて洗うことは、頭皮が乾燥する原因になります。
シャンプーによる過度な洗浄を防ぐには、シャンプー前にブラッシングをして、髪の毛や頭皮のホコリを軽く落とすとよいでしょう。
また、頭皮に程よい刺激を与えることでマッサージにもなり、血行の促進も期待することができます。
頭皮環境を整えるシャンプーの仕方についてもっと詳しく知りたい人はこちら
「抜け毛」の原因はシャンプーと頭皮ケアにあるかも?
【原因に合ったフケ対策を!】乾性フケ・脂性フケ対策②:正しくシャンプーを選ぶ
頭皮をケアするためには、シャンプーの仕方だけでなく使うシャンプーにも気をつけなければなりません。
頭皮環境によいとされるのは、「アミノ酸系シャンプー」。
アミノ酸系シャンプーは洗浄力が優しく、乾燥しやすい頭皮によいとされています。
ここで注意しなければならないのが、石油系界面活性剤を含んだものや、「ラウリル硫酸ナトリウム」、「ラウレス硫酸ナトリウム」を含んだシャンプー。
これらは洗浄力が強く、使用することで頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。
その他、石けん系ならば弱酸性のもの、オイル系ならば天然由来のものを使うのがいいかもしれません。
また、脂性フケ対策には、マラセチア菌の繁殖を抑えることができる「ミコナゾール硝酸塩」や「ケトコナゾール」を含んだシャンプーがおすすめ。
ミコナゾール硝酸塩を含むシャンプーは、薬局で購入することができます。
マラセチア菌に対してより強い効果を持つケトコナゾール配合のシャンプーは、AGA専門クリニックなどの病院で、医師の処方が必要です。
【原因に合ったフケ対策を!】乾性フケ・脂性フケ対策③:ヘアオイルやローションなどで保湿
ツバキ油やホホバオイル、あんず油などのヘアオイルには、「オレイン酸トリグリセリド」と呼ばれる、頭皮の皮脂と同じような成分が多く含まれています。
シャンプー前の頭皮に塗っておくことで、水分量をほどよい状態に保つことができるでしょう。
ヘアオイルだけでなく、ローションを使用することも頭皮への保湿効果が期待できるでしょう。
【原因に合ったフケ対策を!】乾性フケ・脂性フケ対策④:育毛剤で頭皮環境を整える
育毛剤には頭皮の血行促進させたり、頭皮を清潔に保つための成分が含まれています。
血行不良は新陳代謝の低下を起こし、頭皮の皮脂量も減少。
頭皮が乾燥し、乾性フケにつながってしまうのです。
頭皮の血行を良化し、頭皮環境を改善させることが、そのままフケ対策にもなるでしょう。
【原因に合ったフケ対策を!】乾性フケ・脂性フケ対策⑤:脂っこい食事を控える
脂っこい食事は、とくに脂性フケを引き起こしやすい大敵と言えるでしょう。
肉やラーメン、ファストフードなどばかり食べているような生活は、皮脂の過剰分泌・雑菌の繁殖に直結し、脂性フケの原因になりうるのです。
食生活の乱れは、フケに限らず頭皮環境にも悪影響。
日頃からバランスのとれた食生活を心がけるようにしましょう。
「髪の毛によい食べ物」について詳しく知りたい方はこちらから
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【原因に合ったフケ対策を!】頭皮ケアがフケの対策になる!
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【原因に合ったフケ対策を!】肌を乾燥させないことがフケを防ぐ第一歩
フケを発生させないためには、ほどよい水分量と皮脂量を保つことが大切。
また、頭皮環境の悪化を甘く見ていると、脱毛症になるおそれもあります。
「フケの量が増えたな……」「頭皮が乾燥してるな……」と感じたら、早めに皮膚科や薄毛の専門病院で医師に相談するのがよいでしょう。
頭皮のケアについて少しでも気になったら、まずは気軽に病院へ足を運んでみましょう。
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