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薬剤師

2018年02月14日 更新

[薬剤師監修]ハゲの進行を食い止めるためには? 今から始めたいハゲ防止策

ハゲ・薄毛に悩む人の中には「どうやってハゲを防止すればいいのかわからない!」「どんなハゲ治療を選べばいいのかわからない!」という人も多くいるでしょう。ハゲに悩む人のうち半数以上が、ハゲを防止するためのケアを何もしていないんだとか。
ハゲが進行する前にしっかり防止するならば、正しいハゲ防止策が必要です。今回のAGA+では、ハゲてしまう原因や、ハゲを防止する方法を解説します。

【ハゲ対策の前に】あなたのハゲはどんな症状?

[薬剤師監修]ハゲの進行を食い止めるためには? 今から始めたいハゲ防止策 1番目の画像

成人男性のうちハゲている人は全国で約1,200万人にも上り、その割合は成人男性の3人に1人と言われています。

このうち、ハゲを気にしている人の数は約800万人、ハゲに対して何らかのケアを行ったことがある人の数は約650万人と言われています。

つまり、ハゲている人の約半数はハゲに対して何の対策もしていないのです。

ハゲを引き起こす脱毛症の中には、進行性という特徴を持つものがあり、進行性の脱毛症の場合、対策をしなければハゲはどんどん進行してしまいます。

進行性のハゲを放置すれば、最終的に「髪の毛がほとんど残っていない」なんてことになりかねません。

ハゲを食い止めるには、原因に見合った対策が必要です。

しかし、一口にハゲと言っても、その症状や原因はさまざま。

まずは、ハゲを引き起こす代表的な脱毛症について見てきましょう。

あなたのハゲはどのタイプ? 代表的な6つのハゲ

  • あなたのハゲはどのハゲ?①:AGA(男性型脱毛症)
  • あなたのハゲはどのハゲ?②:FAGA(女性男性型脱毛症)
  • あなたのハゲはどのハゲ?③:円形脱毛症
  • あなたのハゲはどのハゲ?④:脂漏性脱毛症
  • あなたのハゲはどのハゲ?⑤:粃糠性脱毛症
  • あなたのハゲはどのハゲ?⑥:機械性脱毛症

あなたのハゲはどのハゲ?①:AGA(男性型脱毛症)

AGAは、男性型脱毛症と呼ばれる進行型のハゲ。

AGAは、「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性ホルモン型の脱毛症という意味があります。

AGAによるハゲが発生する原因は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン。

ジヒドロテストステロンは、髪の毛の成長サイクルである毛周期(ヘアサイクル)を乱すことで、ハゲを引き起こします。

髪の毛の成長サイクル「毛周期」

  • 成長期(約2〜4年):髪の毛が太く長く成長する期間
  • 退行期(約1ヶ月):徐々に髪の毛の成長が止まり始める期間
  • 休止期(約5ヶ月):髪の毛の成長が完全に止まり、新しい髪の毛が生えるのを待っている期間

髪の毛は通常約1,000〜2,000日の周期で発毛・脱毛を繰り返していますが、ジヒドロテストステロンによって毛周期が乱されると、本来2〜4年ある成長期が約100日程度にまで短縮されます。

すると、髪の毛が成長しきる前に抜けてしまい、頭皮には休止期の髪の毛が増えます。

このように短縮された毛周期を放置すると、抜け毛が増え、薄毛・ハゲを引き起こしてしまうのです。

また、AGAによるハゲは、毛周期が乱されやすい前頭部・頭頂部から進行するとう特徴も。

「M字ハゲ」や「てっぺんハゲ」と言われる前頭部・頭頂部のハゲは、このAGAの影響である可能性が高いのです。

また、AGAによるハゲには進行性という特徴があります。

そのため、適切なハゲ対策をしなければ、あっという間にハゲが深刻化してしまうかも。

AGAは投薬治療によって治療することができるため、「このハゲ、AGAが原因かも?」と感じたなら、早めに医師へ相談することをおすすめします。

あなたのハゲはどのハゲ?②:FAGA(女性男性型脱毛症)

FAGAとは、女性のAGAとも呼ばれるハゲの一種。

名前こそ似ていますが、FAGAによるハゲは、男性のAGAによるハゲとは異なる原因・症状を持ちます。

FAGAによるハゲは、女性ホルモン量が減少することにより、女性体内の男性ホルモンの働きが優位に現れることで引き起こされます。

また、男性ホルモンがハゲを引き起こす一方で、女性ホルモンには髪の毛の成長を促す作用があるため、女性ホルモン量が減少するに従って髪の毛は抜けやすくなってしまうのです。

さらに、女性に多いハゲの一つFAGAは、男性特有のハゲ「AGA」と異なり、頭部全体が薄くなるびまん性という特徴があります。

AGAのように、特定の場所がハゲるわけではないため、FAGAは自分では気づきにくい脱毛症と言われているようです。

女性特有のハゲ「FAGA」は、出産後や加齢・更年期という「女性ホルモンが乱れやすい時期」に発症するケースが多いため、出産や更年期を控えている人はとくに注意が必要です。

ハゲが悪化して手遅れになる前に、「最近、ハゲてきた気がする」「抜け毛が増えた気がする」などの心当たりがある人は早めのハゲ対策を始めましょう。

出産後のハゲは、「産後脱毛」と呼ばれ、一時的なものである場合が多いため、あまり心配する必要はありませんが、あまりにも長い期間抜け毛が続く場合は、医師に相談するなどの対策が必要かもしれません。

あなたのハゲはどのハゲ?③:円形脱毛症

「10円ハゲ」とも言われる円形脱毛症。

この円形脱毛症は、文字通り円形・楕円形にハゲてしまう脱毛症です。

局所的にハゲるのが特徴ですが、複数箇所にハゲができたり、頭部全体がハゲてしまうほどに悪化したりすることもあります。

円形脱毛症によるハゲの種類

  • 円形脱毛症によるハゲの種類①:単発型
    円形脱毛症で最も多い型。頭部の一箇所がハゲる
  • 円形脱毛症によるハゲの種類②:多発型
    頭部に複数のハゲができる
  • 円形脱毛症によるハゲの種類③:蛇行型
    ハゲた場所がつながり、細長くなる
  • 円形脱毛症によるハゲの種類④:全頭型
    ハゲが頭部全体に広がる
  • 円形脱毛症によるハゲの種類⑤:汎発型
    ハゲが頭部だけでなく、全身の体毛に及ぶ

円形脱毛症の原因は、さまざまな説があり、どれが本当の原因なのか未だに明らかにされていません。

そんな中で、円形脱毛症の原因として、近年有力視されているのは「自己免疫疾患」。

自己免疫疾患とは、私たちの身体にある免疫機能に異常が生じ、本来害のない細胞や組織までを異物として攻撃してしまう病気です。

この自己免疫疾患によって毛根が異物として攻撃されることで、ハゲが起こると考えられています。

しばしば、ストレスがハゲの原因と噂されていますが、ストレスはあくまでも自己免疫疾患を引き起こす原因の一つ。

ストレスをいくら解消しても、免疫異常により毛根が異物として攻撃される限り、ハゲは治らないかもしれないのです。

男性も女性も、頭部に局所的なハゲがあったり、斑点のようにハゲている人は、円形脱毛症の影響でハゲている可能性があります。

円形脱毛症によるハゲの場合も、医療機関で診察を受ければ、ハゲの進行を抑える薬を処方してもらえます。

あなたのハゲはどのハゲ?④:脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症によるハゲは、皮脂の過剰分泌が原因のハゲ。

皮脂の過剰分泌によって、頭皮が炎症を起こし、ハゲてしまうのが脂漏性脱毛症のメカニズムです。

ではなぜ、皮脂の過剰分泌によって頭皮の炎症が引き起こされ、ハゲてしまうのでしょうか?

頭皮の炎症を引き起こす正体は、マラセチア菌というカビの一種。

マラセチア菌とは、人の皮膚に存在する真菌(カビ)です。

このマラセチア菌(真菌)の本来の働きは、新陳代謝を高めること。

しかし、頭皮の皮脂が過剰に分泌されると、皮脂を好むマラセチア菌が異常繁殖し、その代謝物が頭皮の炎症を引き起こします。

頭皮の炎症が進むと、組織が破壊され、ハゲ・薄毛を引き起こします。

脂漏性脱毛症の初期症状は、脂性フケと頭皮のかゆみ。

「頭皮が脂っぽくてかゆい」「ベタベタしたフケが出る」という人は、脂漏性脱毛症によるハゲに注意が必要です。

日頃から頭皮を清潔に保って、脂漏性脱毛症によるハゲを予防しましょう。

マラセチア菌に悪さをさせない清潔な頭皮環境を作ることが、脂漏性脱毛症によるハゲを防ぐためには大切です。

あなたのハゲはどのハゲ?⑤:粃糠(ひこう)性脱毛症

大量の乾性フケが毛穴を塞ぎ、ハゲを引き起こす粃糠性脱毛症。

フケは頭皮の古い角質がはがれ落ちたもの。

本来、古い角質はシャンプーの際など、頭皮の皮脂と一緒に洗い流されますが、頭皮が異常に乾燥していると、古い角質のまま頭皮に溜まってしまい、頭皮をかくなどするとパラパラとはがれ落ちるフケになります。

このフケが大量に発生し、毛穴をふさいでしまうまでになると、フケのせいで塞がれた毛穴に皮脂がたまり、炎症を引き起こします。

炎症を放置すると、脂漏性脱毛症同様に、抜け毛・ハゲを引き起こしてしまうのです。

この粃糠性脱毛症は、洗浄力の強いシャンプー・過度なヘアカラーなどによって、頭皮が乾燥することが原因と言われています。

さらに、過度なダイエットやホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れも、粃糠性脱毛症によるハゲを引き起こすきっかけと考えられています。

あなたのハゲはどのハゲ?⑤:機械性脱毛症

機械性脱毛症によるハゲは、外的要因によって引き起こされます。

繊細な頭皮や髪の毛に圧迫・摩擦などの負荷を与え続けると、頭皮や毛根がダメージを受け、ハゲてしまうのです。

外的要因によってハゲを引き起こす脱毛症

  • 外的要因によってハゲを引き起こす脱毛症①:圧迫性脱毛症
  • 外的要因によってハゲを引き起こす脱毛症②:牽引性脱毛症

かぶりものをする習慣がある人は、圧迫性脱毛症によるハゲに注意しましょう。

圧迫性脱毛症は、帽子やヘルメットを長時間かぶり続けることで毛根が傷つき、ハゲてしまう脱毛症。

圧迫性脱毛症によるハゲを対策するためには、「長時間帽子やヘルメットをかぶらない」ことが大切です。

1時間かぶったら一度かぶりものを脱ぐなど、小さなことから頭皮のストレスフリーに努めましょう!

また、牽引性脱毛症は、女性に多いと言われるハゲの一つ。

ポニーテールのように髪の毛を縛る・結うヘアスタイルを続けていると、毛根に負荷がかかりすぎてしまい、ハゲを引き起こすこともあるのです。

さらに、髪の毛が長い人も牽引性脱毛症によるハゲには注意しましょう。

髪の毛は長いほど重くなり、毛根にかかる負担は大きくなります。

頭皮を引っ張るようなヘアスタイルをしている人は、髪を結ぶ場所やヘアスタイルを定期的に変えるなどのハゲ対策をしましょう。

機械性脱毛症によるハゲは、予防ができるハゲでもあります。

機械性脱毛症の懸念がある人は、ハゲる前に対策を打つことが大切です。

薄毛・ハゲの原因、詳しく知りたい!

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代表的なハゲ5つ紹介しました。

続いては、主なハゲの原因について詳しく見ていきましょう。

遺伝的要因が強いと思われがちなハゲですが、ハゲの原因は遺伝だけではありません。

薄毛・ハゲの原因4選

  • 薄毛・ハゲの原因①:男性ホルモン
  • 薄毛・ハゲの原因②:遺伝
  • 薄毛・ハゲの原因③:頭皮環境の悪化
  • 薄毛・ハゲの原因④:ストレス

薄毛・ハゲの原因①:男性ホルモン

AGAによるハゲ・薄毛は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが原因です。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの一つであるテストステロンが、5αリダクターゼによって変換されることで生成されます。

母親の胎内にいる胎児にとってのジヒドロテストステロンは、男性外生殖器を形成するために重要な役割を果たしている大切な男性ホルモンです。

しかし、成人男性にとってのジヒドロテストステロンはハゲ・前立腺肥大症・ニキビなどの原因とも言われており、非常に厄介な男性ホルモンでもあります。

薄毛・ハゲの原因②:遺伝

「父親がハゲていると、子もハゲる」「ハゲは隔世遺伝なので、祖父がハゲていると危ない」など、ハゲと遺伝に関する噂を聞いたことがありませんか?

事実、ハゲやすい遺伝子情報は存在し、ハゲは遺伝する可能性が疑われています。

ハゲに関する研究では、ハゲ・薄毛に関係すると考えられる2つの原因遺伝子が見つかっています。

ハゲ・薄毛に関係すると考えられる遺伝子

  • ハゲ・薄毛の原因遺伝子①:5αリダクターゼの活性を持つ遺伝子
  • ハゲ・薄毛の原因遺伝子②:アンドロゲンレセプターの感受性が強い遺伝子

◯ハゲ・薄毛の原因遺伝子①:5αリダクターゼの活性を持つ遺伝子
5αリダクターゼはテストステロンに働きかけ、ハゲの原因物質であるジヒドロテストステロンを生成します。

そのため、5αリダクターゼの働きが活発だと、ハゲを引き起こすジヒドロテストステロンの生成に拍車がかかってしまうのです。

5αリダクターゼの活性を持つ遺伝子は顕性(優性)の遺伝子であるため、両親のどちらかがこの遺伝子を持っている場合、必ず子に受け継がれます。

◯ハゲ・薄毛の原因遺伝子②:アンドロゲンレセプターの感受性が強い遺伝子
アンドロゲンセプターの感受性の強さも、遺伝によって決まると言われています。

アンドロゲンセプターとは、わかりやすく言うと、男性ホルモンを感知する器官。

ハゲを引き起こす原因物質であるジヒドロテストステロンは、アンドロゲンレセプターと結合することでハゲを進行させるシグナルを発します。

アンドロレセプターがジヒドロテストステロンを感知しやすい性質だった場合、ハゲを進行させるシグナルが多く発せられ、ハゲになりやすくなるのです。

反対に、ジヒドロテストステロンが生成されていても、アンドロレセプターが受け取らなければ、ハゲを進行させるシグナルは発せられません。

このアンドロゲンレセプターが存在するX染色体は、男性の場合、母親から受け継がれます。

そのため、母方の親戚ににハゲ・薄毛の症状が出ている人がいる場合、ハゲになりやすい体質を持っているかもしれません。

「ハゲは遺伝する」といった噂は、全てが嘘というわけでもないようです。

ハゲ・薄毛の原因③:頭皮環境の悪化

頭皮環境の悪化も、ハゲ・薄毛の原因となりかねません。

髪の毛を草木に例えるならば、頭皮とは髪の毛が健康に成長するための土壌。

頭皮環境の悪化は、髪の毛の健康的な成長を阻害し、ハゲを助長する原因となります。

とくに脂漏性脱毛症・粃糠性脱毛症は、頭皮環境の乱れによって引き起こされるハゲ。

脂漏製脱毛症や粃糠性脱毛症は、皮脂の過剰分泌や過剰な頭皮ケアによって、引き起こされることがあるのです。

このように、ハゲの原因ともなりえる頭皮環境の悪化は、主に誤った頭皮・髪の毛のケアや生活習慣の乱れによって生じます。

普段、髪の毛に覆われている頭皮も皮膚の一部。

ハゲを予防するためには、正しい頭皮ケア、規則正しい生活習慣を心がけることも大切なのです。

ハゲ・薄毛の原因④:ストレス

「遺伝とハゲ」のように、「ストレスとハゲ」の関係性もしばしば疑われていますが、ストレスはハゲの直接的な原因ではありません。

しかし、過度なストレスは身体の至る箇所に影響を与え、ハゲに関係するさまざまな体調不良を引き起こすおそれがあります。

ハゲにつながる可能性があるストレスが原因の症状は、主に以下の3つ。

ハゲにつながる可能性があるストレスが原因の症状

  • ハゲにつながる可能性があるストレスが原因の症状①:自律神経の乱れ
  • ハゲにつながる可能性があるストレスが原因の症状②:ホルモンバランスの乱れ
  • ハゲにつながる可能性があるストレスが原因の症状③:免疫異常

強いストレスがかかったり、長期間ストレスにさらされる状態が続くと、自律神経が乱されたり、性ホルモンなどの内分泌に影響を与える可能性があります。

自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れは、血行不良を引き起こし、頭皮環境の悪化につながりかねません。

また、ストレスによる自律神経の乱れは免疫機能に異常をきたすおそれもあります。

免疫異常を引き起すと、自己免疫疾患に陥り、円形脱毛症を引き起こす可能性もあります。

ストレスの感じ方は人それぞれですが、自分なりのストレス対策を見つけることも、ハゲを対策する上では重要です。

早めのハゲ対策をとるためには「ハゲの予兆」を見極めよう

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ハゲにはいくつかの予兆があることを知っていますか?

ハゲの改善で最も大切なのは、ハゲの早期発見と早期対策。

ハゲが悪化する前に正しい対策をとれば、脱毛症による影響を最小限に抑えることができるかもしれません。

ハゲの予兆を知り、早期対策をとれるようにしましょう。

知っておきたいハゲの予兆

  • ハゲの予兆①:抜け毛の量が増える
  • ハゲの予兆②:細くて短い髪の毛が増える
  • ハゲの予兆③:頭皮が脂っぽい

ハゲの予兆①:抜け毛の量が増える

一般的に、「換毛期」と呼ばれる春と秋は、抜け毛の量が増えると言われています。

夏や冬に比べて増える抜け毛に焦る人はいますが、換毛期に抜け毛が増えるのは自然なこと。

また、いたって健康な人であっても一日に50〜100本ほどの髪の毛が抜け落ちます。

発毛・脱毛を繰り返すヘアサイクルでは、古い髪の毛が抜けないと新しい髪の毛は生えてきません。

そのため、一定の抜け毛は髪の毛が健康的に成長した証でもありますが、多すぎる抜け毛には注意が必要。

抜け毛の数を一本いっぽん数えることはできませんが、朝起きたときの枕もとやお風呂場の排水口に抜け毛が多く見られる場合、それはハゲの予兆かもしれません。

ハゲの予兆②:細くて短い髪の毛が増える

先天的な髪の毛の細さはハゲと関係がないと言われていますが、後天的に髪の毛が細くなった、短くなった場合、それはハゲの予兆かもしれません。

男性ホルモンが原因のハゲであるAGAは、ヘアサイクルを乱す脱毛症。

本来1,000〜2,000日で繰り返されていた毛周期が、約100日程度に短縮されるため、太く長く成長できないまま抜け毛となってしまうのです。

「最近、髪の毛が細くなった」「髪の毛が長い割に抜け毛が短い」といった人は、AGAによるハゲがすぐそこまで迫ってきているかもしれません。

ハゲの予兆③:頭皮が脂っぽい

頭皮がベタベタと脂っぽい人は、皮脂の過剰分泌が起きているかもしれません。

皮脂が毛穴に詰まれば、髪の毛の成長を阻害し、ハゲを助長しかねません。

脂漏性脱毛症は、皮脂が過剰に分泌され、マラセチア菌が異常繁殖することで起きるハゲの病気です。

脂っぽい頭皮は、ハゲの原因であるマラセチア菌が繁殖しやすい環境そのもの。

そのままにしておけば、頭皮の毛穴詰まりや炎症を誘発する可能性があります。

頭皮がベタベタと脂っぽい人は、脂漏性脱毛症によるハゲに注意しましょう。

また、AGAの原因物質を生成する5αリダクターゼ1型は、皮脂腺に多く存在しています。

5αリダクターゼの分泌量が多ければ、それだけハゲの原因物質であるジヒドロテストステロンが生成されやすく、このジヒドロテストステロンは皮脂の分泌を促す働きがあるため、皮脂の分泌が多い人は5αリダクターゼ1型の分泌が多いと考えられます。

つまり、頭皮が脂っぽい人は、ジヒドロテストステロンが多く生成される体質かもしれないということ。

そのため、頭皮の皮脂が多い人は、脂漏性脱毛症だけではなくAGAによるハゲにも注意が必要です。

頭皮が脂っぽい人は頭皮ケアの見直しはもちろん、代謝を整えるビタミンBを摂るようにするといいでしょう。

効果的にハゲを防止するためにはAGA治療薬を使おう

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AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンが原因の脱毛症。

現在、約1,200万人がハゲ・薄毛とされていますが、実はこの薄毛・ハゲのほとんどがAGAだと言われているのです。

ハゲ治療についてまとめられた「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」は、科学的根拠をもとに、日本皮膚科学会と毛髪科学研究会によって発表されたもの。

このガイドラインでは、効果的なAGA治療を5段階で評価しています。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」における、男性のハゲ治療の推奨度

  • ランクA:行うよう強く勧められるハゲ治療
    ミノキシジル外用療法、フィナステリド内服療法、デュタステリド内服療法
  • ランクB:行うよう勧められるハゲ治療
    自毛植毛、LEDおよび低出力レーザー照射、アデノシンの外用療法、自毛植毛
  • ランクC1:行ってもよいハゲ治療
    カルプロニウム塩化物、t-フラバノン、サイトプリンおよびペンタデカン、ケトコナゾールの外用療法
  • ランクC2:行わない方がよいハゲ治療
    ビマトプロストおよびラタノプロストの外用療法、成長因子導入および細胞移植療法
  • ランクD:行うべきではないハゲ治療
    ミノキシジルの内服療法、人工毛植毛

ガイドラインでハゲ治療として行うよう強く勧められたのは、ミノキシジル外用療法とフィナステリド内服療法、デュタステリド内服療法の3つ。

ハゲの治療効果が認められた治療薬①:ミノキシジル外用薬

ミノキシジル外用療法は、効果が認められたハゲ治療の一つ。

有効成分であるミノキシジルは、高血圧患者の降圧剤として使われていました。

そして、ミノキシジルを使用した患者に多毛症が報告されたため、ハゲ治療薬としての効果が期待されるようになるのです。

ガイドラインでは、AGA治療の第一選択薬として、ミノキシジル成分5%含有の外用液を推奨しています。

ミノキシジルは血行をよくするだけでなく、髪の毛の毛包に働きかけ、主に2つの作用によってハゲの治療効果を発揮します。

ミノキシジルが持つハゲを治療する効果

  • ミノキシジルが持つハゲを治療する効果①:休止期から成長期への移行
  • ミノキシジルが持つハゲを治療する効果②:成長期の維持・延長

ミノキシジルは、髪の毛が抜け始める休止期に入った毛包を活性化させることで、新しい髪の毛の発毛を促進し、ハゲを治療していきます。

さらに、ミノキシジルは髪の毛の成長期を維持・延長し、髪の毛の成長を促進する効果もあります。

ミノキシジルについてもっと知りたい人はこちら
AGA治療にはミノキシジルを使おう! 有効成分を徹底解説

ハゲの治療効果が認められた治療薬②:フィナステリド(プロペシア)

フィナステリド(プロペシア)は、ハゲの治療効果が認められた内服薬。

フィナステリドは、主に5αリダクターゼ2型を阻害することでハゲの進行を防止します。

すると、ハゲの原因物質であるジヒドロテストステロンの生成が抑制され、ヘアサイクルが正常に戻り、髪の毛が太く長く成長できるようになるのです。

また、このフィナステリドは、ミノキシジルとは異なる作用でハゲを治療するため、多くの病院では両薬の併用を勧めています。

フィナステリド(プロペシア)についてもっと知りたい人はこちら
本当に生えるの? AGAに効く成分「フィナステリド」の効果と注意点

ハゲの治療効果が認められた治療薬③:デュタステリド(ザガーロ)

デュタステリド(ザガーロ)は、2015年9月に厚生労働省から承認を得た新しいAGA治療薬。

有効成分デュタステリドは、フィナステリドと同様、ジヒドロテストステロンの生成を抑制することでハゲの治療効果を発揮します。

また、このデュタステリドが持つハゲ治療効果はフィナステリドよりも強力で、デュタステリドが持つ発毛効果はフィナステリドの約1.6倍とも言われています。

デュタステリド(ザガーロ)についてもっと知りたい人はこちら
認められしAGA治療薬の1つ「ザガーロ」が持つ効果はいかに?

ハゲを防止するAGA治療薬は医薬品! 副作用についても知っておこう

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男性ホルモンが原因でハゲを引き起こすAGA。

このAGAは、投薬治療で改善することができます。

しかし、ハゲの治療効果が認められたAGA治療薬は医薬品。

体質・体調などによっては、副作用が現れる可能性もあります。

正しいハゲ対策をとるためにも、AGA治療薬に報告された副作用についても知っておきましょう。

ハゲ・AGA治療薬「ミノキシジル」の副作用

ミノキシジル外用薬は、ハゲの治療効果が認められた治療薬の一つ。

現在、市販されているミノキシジル外用薬の一つリアップX5で報告された副作用は、以下の4つ。

ハゲの治療効果が認められたミノキシジル外用薬の副作用

  • 皮膚:頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等
  • 循環器:胸の痛み、心拍が速くなる
  • 精神神経系:頭痛、気が遠くなる、めまい
  • 代謝:原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ

ミノキシジル外用薬における副作用は、主に皮膚・循環器・精神神経系・代謝に関わるもの。

ミノキシジル外用薬は、頭皮に直接塗布する薬であるため、頭皮の状態によっては、発疹・かゆみなどが現れることがあるようです。

また、ミノキシジルには血管拡張作用があるため、胸の痛みや心拍数の増加など循環器に関わる副作用が現れることもあります。

そのほかにも、頭痛やめまい、手足のむくみなどといった副作用が現れることも。

ハゲ・AGA治療薬「フィナステリド(プロペシア)」の副作用

ハゲの治療効果、脱毛防止効果が認められた内服薬の一つ「プロペシア」。

このプロペシアにおける二重盲検比較試験では、主に性欲減退や性機能障害に関する副作用が報告されています。

ハゲの治療効果が認められたプロペシアの副作用

  • 性欲減退(1~5%未満)
  • 精液量減少(1%未満)
  • 勃起機能の低下(1%未満)

フィナステリドは、男性ホルモンに関わる5αリダクターゼに作用するためか、男性機能に関する副作用が見られる場合があります。

しかし、国内臨床試験において、1年間のフィナステリド内服によって生じた男性機能障害の発生頻度は、偽薬(プラセボ)と有意な差が得られなかったと報告されました。

事実、男性機能はメンタル面の影響を受けやすいと言われており、男性機能障害は必ずしもフィナステリド内服に限った症状ではないようです。

とはいえ、ハゲや薄毛の悩み、男性機能関する副作用は非常に繊細な問題。

副作用について不安や疑問がある人は、ハゲ・薄毛を専門に扱うAGA専門クリニックの医師に相談してみるといいでしょう。

ハゲ・AGA治療薬「デュタステリド(ザガーロ)」の副作用

ザガーロは、2015年9月に厚生労働省から認可を得た新しいハゲ治療薬です。

新しいハゲ治療薬であるザガーロに報告されている副作用は、プロペシアと同様、主に性欲減退や性機能障害に関するもの。

第Ⅱ・Ⅲ国際共同試験で報告されたザガーロの副作用発生頻度は、プロペシアよりやや高めのようです。

ハゲの治療効果が認められたザガーロの副作用

  • 性欲減退(3.9%)
  • 精子量減少(1.3%)
  • 勃起機能の低下(4.3%)

また、ザガーロ・プロペシアには重篤な副作用として、肝機能障害が報告されています。

しかし、これは内服薬が肝臓で代謝されるためであり、ハゲ治療薬に限ったものではありません

肝機能に不安がある人はハゲ治療薬を使用する前に、AGA専門クリニックの医師に相談してみましょう。

ハゲ・AGA治療薬における注意点

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ハゲ・AGA治療薬の副作用は、医師の指導に従って服用すれば怖くはありません。

しかし、ハゲ治療薬の使い方を間違えると、重篤な副作用を起こす可能性もあります。

ハゲ治療薬を正しく服用し、しっかりと効果を実感するためにも、基本的な注意点を知っておきましょう。

ハゲ・AGA治療薬における注意点

  • ハゲ治療薬「プロペシア」「ザガーロ」を女性や小児に触らせてはいけない
  • AGA治療薬によるハゲ治療には保険が適用されない
  • 個人輸入で入手したハゲ治療薬の使用は危険

ハゲ治療薬「プロペシア」「ザガーロ」を女性や小児に触らせてはいけない

プロペシアとザガーロは、ジヒドロテストステロンの生成を抑制し、乱れた毛周期を正常に戻すことでハゲの治療効果を発揮します。

しかし、プロペシアとザガーロは、成人男性向けのAGA治療薬であり、女性・小児の服用は推奨されていません。

ジヒドロテストステロンは、男性の生殖器発達に関わる重要なホルモン。

とくに、女性が使用すると男性胎児の生殖器発達に影響を及ぼす危険があります。

また、有効成分フィナステリド・デュタステリドは経皮吸収されるため、女性・小児が触れることがないよう、薬の管理には細心の注意を払いましょう。

AGA治療薬によるハゲ治療には保険が適用されない

AGA治療は保険適用外の自由診療なので、実費負担(全額自己負担)が原則。

国民健康保険が適用される対象は、生活に支障をきたす症状の治療・生死に関わる症状の治療である場合がほとんど。

一方、日常生活に支障をきたさないハゲ・薄毛は、美容整形と同じ「美容目的」の治療として判断されるのです。

つまり、ハゲ・薄毛には命の危険がなく、外見を改善するための治療と考えられる、ということです。

しかし、全てのハゲ・薄毛の治療が保険適用外というわけではありません。

ハゲを引き起こす脱毛症の一つ「円形脱毛症」を治療する場合、治療法によっては保険が適用される場合があります。

個人輸入で入手したハゲ治療薬の使用は危険?

インターネットさえあれば、個人でも海外製の安価な医薬品を入手できる現代。

しかし、海外製の医薬品は、国内で認められている医薬品と有効成分量が異なるケースがあります。

また、海外製の医薬品の中には、粗悪品や偽物が混じっていることもあるようです。

ハゲ治療のためとはいえ、不純物が多いもの、有効成分量が異なる個人輸入薬を使用すれば、思わぬ体調不良を引き起こす危険もあるでしょう。

そして、個人輸入で入手した医薬品は、完全自己責任のもとで使用しなければなりません。

海外製の安価な医薬品は魅力的に見えますが、より安全かつ確実にハゲを治療するためには、医師の処方箋を使うようにしましょう。

新しいハゲ治療って? 気になる治療・防止効果とは

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ハゲのニーズと悩みに答えて、年々「新しい」ハゲ治療が登場しています。

ハゲの進行を防止し、薄毛・抜け毛を治療するには、その人に合った治療が必要です。

ここでは、AGA治療薬“以外”のハゲ治療法について見ていきましょう。

治療薬投与以外のハゲ治療

  • 高度なハゲ治療①:育毛メソセラピー
  • 高度なハゲ治療②:HARG治療
  • 高度なハゲ治療③:植毛治療

治療薬以外のハゲ治療①:育毛メソセラピー

育毛メソセラピーとは、ハゲを治療する成分や有効成分を注射器などによって頭皮に直接注入する治療法。

内服・外用によるハゲ治療とは異なり、治療成分や有効成分を頭皮に直接注入します。

ただし、内服薬や外用薬を使用するよりもハゲの治療効果が高いというわけではありません。

日本皮膚科学会が作成した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン (2017年版)」では、むしろ用いない方がよいと記載されている治療法です。

興味がある人は、しっかりと専門医に相談することをおすすめします。

治療薬以外のハゲ治療②:HARG治療

HARG治療とは、ハゲの治療効果が期待される成分の混合物「HARGカクテル」を頭皮へ直接注入するというハゲの治療法。

このHARG治療は、ハゲの症状が進行した患部であっても、脱毛前の状態に再生できると言われ、確実なAGA治療と言われているようです。

しかし、こちらも先出のガイドラインでは、用いない方がよい治療法として記載されています。

HARG治療を考えている人は、複数の医師の意見を聞くなど、慎重に治療を検討しましょう。

治療薬以外のハゲ治療③:植毛治療

ハゲの治療と聞いて、植毛治療を思い浮かべる人は多いでしょう。

事実、植毛とは脱毛部位に髪の毛を植え付ける治療法であるため、即効性のあるハゲ治療と言えるでしょう。

この植毛治療には、化学繊維でできた人工毛による人工毛植毛と、患者自らの毛組織を植える自毛植毛といった2つの治療法があります。

【治療薬以外のハゲ治療】植毛

  • 人工毛植毛:化学繊維でできた人工毛を植え付ける
  • 自毛植毛:患者自らの髪の毛を植え付ける

先述のガイドラインでは、自毛植毛を「行うよう勧める」治療法とする一方で、人工毛植毛は「行わないよう勧める」治療法とされています。

ただし、自毛植毛が「行うよう勧められる」ハゲ治療となるのは、「AGA治療薬による投薬治療で十分な改善効果が見られなかった場合、かつ治療経験と技術が豊富な医師が行う場合」に限ってのみ。

また、植毛治療は、ハゲを引き起こす原因に対して働きかけるわけではないため、脱毛の進行自体を防止することはできません。

植毛によるハゲ治療を受ける場合は、医師や技術士にしっかり相談するようにしましょう。

ハゲの進行を防止し、改善するためには病院へ

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ここまで、ハゲの進行を防止し、改善するための治療法について紹介してきました。

ハゲを改善するために重要なのは、原因に合った治療を行うこと。

素人目でハゲの原因を判断して、自己流の対策を打っているだけでは、治るはずのハゲも治りません。

効果的なハゲ防止法は人それぞれ異なる

ハゲの多くは、男性ホルモンが原因のAGAと言われていますが、異なる脱毛症である可能性もあるでしょう。

ハゲの効果が認められているAGA治療薬は、AGA以外の脱毛症にまで改善効果が認められているわけではありません。

ハゲを引き起こす脱毛症が異なれば、ハゲの進行を防止する治療法も異なります。

ハゲの進行を確実に防止し、ハゲを改善するためには、原因に合った対策が必要です。

AGA専門クリニックでの相談がハゲ防止の第一歩

ハゲを引き起こす原因や症状は、人それぞれ異なります。

同じ原因であっても症状の進み方が違えば、治療に期待できる効果の程度も変わってくるでしょう。

ハゲの改善で重要なのは、医師との相談や検査、治療の経過を見ながら、その人に合った治療を見つけること。

また、副作用が心配で、ハゲ治療に踏み出せない人もいるかもしれません。

AGA専門クリニックでは、ハゲ・薄毛に関するカウンセリングを基本無料で行っています。

「自分のハゲはAGAの影響なのか」「自分の体質では副作用が現れやすいのか」など、治療に関する疑問を医師に直接聞くことができるでしょう。

また、一部のクリニックではテレビ電話でのカウンセリングを行っている場所もあるため、外出せずとも医師の診察を受けることができます。

「テレビ電話カウンセリング」をもっと知りたい人はこちら
長友選手の「本当の話」CMで話題のAGAヘアクリニックの評判や価格は?実際に生えた人の画像も!

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医薬部外品の育毛剤では、ハゲを防止できない?

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スーパーや薬局、ネット通販でもよく見る育毛剤。

「育毛剤はハゲを治すためのもの」というイメージを持っている人も多いでしょう。

しかし、実際のところ、育毛剤にはハゲの進行を防止し、治療する効果があるのでしょうか?

続いては、市販されている育毛剤の効果と使用目的・方法について見ていきましょう。

医薬部外品の育毛剤は頭皮環境を整え、ハゲを予防するためのもの

市販されている多くの育毛剤は、病気の予防を目的に開発されている医薬部外品に該当します。

医薬部外品の育毛剤には、医薬品のような改善効果を保つ成分が含まれていません。

育毛剤はハゲた頭皮に髪の毛を生やすものではなく、頭皮環境を整えることでハゲ・薄毛を予防するものなのです。

ハゲを防止するために知っておきたい「育毛剤(医薬部外品)」の効果

  • 育毛剤が持つハゲを予防する効果①:頭皮の血行促進
  • 育毛剤が持つハゲを予防する効果②:頭皮や髪の毛に栄養を与える
  • 育毛剤が持つハゲを予防する効果③:頭皮を清潔に保つ

頭皮の血行を促進する育毛剤でハゲを予防する

育毛剤には、頭皮の血行をよくする成分が含まれているものがあります。

先ほど説明したように、髪の毛の成長には頭皮から十分な栄養を受け取る必要があります。

そのため、頭皮の血行が悪いと、髪の毛の成長な栄養が不足し、場合によってはハゲを悪化させることも。

多くの育毛剤には頭皮の血行をよくする成分が含まれているため、育毛剤を使用することで、頭皮の血行を促進し、髪の毛の成長をスムーズにできるかもしれません。

頭皮や髪の毛に栄養を与える育毛剤でハゲを予防する

市販の育毛剤には、頭皮や髪の毛にいい栄養を含んでいるものがあります。

栄養が不足している状態の頭皮では、髪の毛は健康に成長できません。

髪の毛の成長に必要な栄養は、頭皮の毛細血管を通じて髪の毛に届けられますが、育毛剤を使えば、必要な栄養をダイレクトに届けることができるでしょう。

頭皮を清潔に保つ育毛剤でハゲを予防する

育毛剤には、頭皮を清潔に保つために、殺菌作用がある成分が含まれているものがあります。

たとえ、頭皮に十分な栄養が運ばれていても、髪の毛の土壌である頭皮が不潔であれば、髪の毛は健康に成長できません。

頭皮の常在菌の繁殖は、頭皮環境が悪化するだけでなく、ハゲを引き起こす原因の一つ。

「頭皮を清潔にしたい」という人は、殺菌作用を持つ育毛剤を使お、菌の繁殖を防止し、ハゲを予防しましょう。

ハゲ防止に役立つシャンプー法とは

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ハゲの進行をより確実に防止したい人は、シャンプーにも気を付けましょう。

毎日するシャンプーをおろそかにしては、ハゲのリスクを高めることになるかもしれません。

ハゲを防止するために知っておきたいシャンプー法

  • ハゲ防止に役立つシャンプー法①:シャンプー前に予洗いをする
  • ハゲ防止に役立つシャンプー法②:爪を立てないで洗う
  • ハゲ防止に役立つシャンプー法③:しっかりとすすぐ
  • ハゲ防止に役立つシャンプー法④:シャンプー後は髪を十分に乾かす

ハゲ防止に役立つシャンプー法①:シャンプー前に予洗いをする

シャンプーを頭皮・髪の毛に付ける前に、お湯だけでしっかり予洗いをしましょう。

実は、お湯だけでも頭皮・髪の毛についた汚れを十分落とすことができます。

予洗いによってある程度の汚れを落とすことで、一度に使うシャンプー剤の量を減らすこともできるでしょう。

ハゲ防止に役立つシャンプー法②:爪を立てないで洗う

洗うことを意識するあまり、頭皮をゴシゴシこするようにシャンプーしている人はいませんか?

気持ちは分かりますが、爪を立ててゴシゴシこする洗髪は、頭皮を傷つけるおそれがあります。

傷から菌が入ることはもちろん、必要以上に皮脂が落とされることで、頭皮が乾燥することも。

シャンプーをするときは、指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。

ハゲ防止に役立つシャンプー法③:しっかりとすすぐ

頭皮・髪の毛をしっかり洗う人は多くても、すすぎを意識している人は少ないかもしれません。

せっかくシャンプー剤で汚れを浮かせていても、すすぎが不十分だと、汚れは頭皮・髪の毛に付着したままの状態になります。

また、シャンプー剤は頭皮にとって異物。

シャンプー剤が頭皮に残った状態だと、頭皮が炎症を起こす可能性があります。

シャンプーをする際は、しっかり洗うだけでなく、十分な水量と時間を使ってしっかりシャンプー剤をすすぐようにしましょう。

ハゲ防止に役立つシャンプー法④:シャンプー後は髪を十分に乾かす

髪の毛・頭皮の健康を保つ上で、自然乾燥はタブー。

ドライヤーが面倒だからと髪を濡れたままにすると、菌の繁殖につながります。

また、髪の毛が濡れていると、キューティクルが開いた状態になり、髪の毛がパサつく原因にも。

ハゲを予防するためには、タオルやドライヤーを使って頭皮・髪の毛をしっかり乾かすことも大切です。

日々の小さな積み重ねが、ハゲ予防へとつながるでしょう。

ハゲを防止したい人は、シャンプー選びにもこだわろう

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シャンプー剤には、頭皮や髪の毛に付着している皮脂や汚れを洗浄する界面活性剤という成分が含まれています。

界面活性剤には、主に高級アルコール系・せっけん系・アミノ酸系という3つの種類があります。

ハゲを予防するなら、シャンプー選びにもこだわりましょう。

【ハゲ防止】高級アルコール系は皮脂をしっかりと落としてくれる

市販されている多くのシャンプーは、高級アルコール系と言われています。

高級アルコール系シャンプーの特徴は、洗浄力が高い上に値段が安いものが多いこと。

しかし、シャンプーの洗浄力が高いため、頭皮には刺激が強すぎることもあるようです。

敏感肌・乾燥肌の人が使用する場合は注意が必要でしょう。

【ハゲ防止】石けん系は洗浄力が高い天然由来の成分

石けん系シャンプーは洗浄力が強く、皮脂や整髪料をしっかり洗い流してくれます。

また、洗浄成分が天然由来の成分であることも特徴の一つでしょう。

しかし、石けん系も高級アルコール系と同様、洗浄力が高いため、乾燥肌や敏感肌の人は注意が必要です。

【ハゲ防止】アミノ酸系シャンプーは頭皮の潤いを保つ

アミノ酸系シャンプーは、ほかの2つと比べると洗浄力が控えられています。

そのため、頭皮にある程度の皮脂を残すことができ、頭皮の乾燥を防止する効果があると言われています。

乾燥肌の人は、アミノ酸系シャンプーを使ってみてもいいかもしれません。

ハゲ防止のために摂りたい栄養素

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ハゲを防止するためには、頭皮・髪の毛のケアだけでなく、食事にも気をつけるようにしましょう。

生活習慣の中でも重要な食事。

ここでは、ハゲを防止する上で摂りたい栄養素についてみていきましょう。

ハゲを防止する上で摂りたい栄養素

  • ハゲを防止する上で摂りたい栄養素①:タンパク質
  • ハゲを防止する上で摂りたい栄養素②:亜鉛
  • ハゲを防止する上で摂りたい栄養素③:ビタミン類

ハゲを防止する上で摂りたい栄養素①:タンパク質

髪の毛の90%は、アミノ酸が結合してできた「ケラチン」というタンパク質で構成されています。

そのため、髪の毛が健康に成長するためには、十分な量のアミノ酸・タンパク質を摂取することも大切です。

しかし、特定のアミノ酸を過剰に摂取することによって、体調不良が起こる可能性があるので気をつけましょう。

ハゲを防止する上で摂りたい栄養素②:亜鉛

亜鉛には、髪の毛を構成するケラチンの合成を助ける働きがあります。

そのため、亜鉛が不足していると、タンパク質が十分に摂取できていても、髪の毛がスムーズに成長できなくなるかもしれません。

また、亜鉛は粘膜・皮膚の健康を保つ成分。

髪の毛の成長をサポートし、頭皮の健康を保つ亜鉛が不足しないようにしましょう。

ハゲを防止する上で摂りたい栄養素③:ビタミン類

ビタミン類は、私たちの健康に欠かせない成分の一つ。

13種類のビタミンがあり、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けられます。

水溶性ビタミンは、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンCなど9種類。

一方、脂溶性ビタミンは油分と一緒に摂ると吸収率が上がるという特徴を持ち、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKの4種類があります。

ビタミンは抗酸化作用や血行促進作用、免疫力の向上、コラーゲンの生成を助ける働きを持ちます。

ハゲを予防する鍵の一つである頭皮環境を整えるためには、ビタミン不足にも注意が必要と言えるでしょう。

また、ビタミン不足は生活習慣病の原因でもあります。

ハゲや抜け毛だけでなく、健康のためにも食事やサプリメントからバランスよくビタミンを摂るようにしましょう。

ハゲ・抜け毛を防止する対策は生活習慣から

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ハゲやの防止策として医薬品・育毛剤・栄養素などについて紹介してきましたが、普段の生活習慣を見直すこともハゲを防止する方法の一つ。

まずは身近なところから、ハゲ対策を始めてみませんか?

ハゲ防止のためにしたい対策

  • ハゲ防止のためにしたい対策①:栄養バランスのとれた食事を心がける
  • ハゲ防止のためにしたい対策②:ストレスを解消する
  • ハゲ防止のためにしたい対策③:十分な睡眠をとる
  • ハゲ防止のためにしたい対策④:適度に運動をする
  • ハゲ防止のためにしたい対策⑤:喫煙を控える
  • ハゲ防止のためにしたい対策⑥:過度な飲酒を避ける

ハゲ防止のためにしたい対策①:栄養バランスのとれた食事を心がける

髪の毛・頭皮の健康に関わる栄養素があるということは、日々の食生活もハゲ対策につながる可能性があるということ。

野菜中心の栄養バランスのとれた食事は、ビタミンやタンパク質・亜鉛など、髪の毛や頭皮が必要とする栄養素を補ってくれるのです。

スナック菓子・揚げ物などの脂っぽい食事は美味しいかもしれませんが、ハゲを防止したいなら避けるのが吉。

脂っぽい食事に多い脂質は、肥満や血行不良の原因です。

栄養バランスを意識した食事も、ハゲを防止する方法の一つかもしれません。

ハゲ防止のためにしたい対策②:ストレスを解消する

ストレスは、私たちの身体にさまざまな影響を与えます。

とくに、ストレスによる自律神経・内分泌の乱れは、ハゲを悪化させる要因となるかもしれません。

また、円形脱毛症の原因として有力視されている自己免疫疾患は、ストレスとの関係が疑われています。

ストレス社会とも言われる昨今、自分なりの方法でストレスを解消することも、ハゲを防止する対策の一つでしょう。

ハゲ防止のためにしたい対策③:十分な睡眠をとる

慢性的な睡眠不足は、ストレスや血行不良の原因であり、場合によってはハゲを悪化させる要因となるかもしれません。

厚生労働省は、一日に必要な睡眠時間を6〜8時間程度としているため、一日6時間の睡眠時間を確保するようにしましょう。

また、睡眠の質も大切です。

部屋が明るいままだったり、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ていると、睡眠が浅くなりやすいと言われています。

質のいい睡眠を十分にとることも、ハゲを防止する方法の一つかもしれません。

ハゲ防止のためにしたい対策④:適度に運動をする

日々の仕事が忙しいためか、運動不足になりがちな人は少なくないでしょう。

しかし、適度に身体を動かすことも、ハゲ対策では重要です。

筋肉の弛緩によって血管が刺激されると、血行不良を予防することができます。

さらに、ジヒテストステロンは汗や尿と一緒に排出されるため、運動によってジヒドロテストステロンの生成を抑制できるかもしれません。

ハゲを防止するためには、長時間続けられて身体への負担が少ない、ランニングや水泳などの有酸素運動がおすすめです。

ハゲ防止のためにしたい対策⑤:喫煙を控える

タバコを吸うと血管が収縮し、血行が悪くなります。

さらに、喫煙者は非喫煙者と比べて、多くのビタミンCを消費することでも血行不良を助長します。

頭皮の血行が悪くなれば、髪の毛に必要な栄養が十分に運ばれなくなり、ハゲを悪化させるかもしれません。

しかし、タバコは強い依存性があるため、無理な禁煙はストレスの原因です。

健康のためにも、ハゲの進行を防止するためにも、無理のない範囲で減煙を始めてみましょう。

ハゲ防止のためにしたい対策⑥:過度な飲酒を避ける

アルコールには血管拡張作用があるため、適度な飲酒であれば、血行不良を予防することができます。

しかし、お酒の飲み過ぎには気をつけましょう。

アルコールの代謝は、体内の栄養を大量に消費するため、髪の毛・頭皮に必要な栄養が不足するおそれがあります。

また、アルコールの代謝時に発生するアセトアルデヒドは、睡眠障害の原因。

さらに、アセトアルデヒドがハゲの原因であるジヒドロテストステロンの増加につながっているという研究報告もあるようです。

このように、百薬の長と言われるお酒も、飲みすればハゲを悪化させる要因になりえます。

厚生労働省は、節度ある適度な飲酒を1日平均純アルコールで20g程度と定義しており、この量はビール中瓶1本、日本酒1合などに相当します。

髪の毛・頭皮を健康に保つためにも、ハゲの進行を防止するためにも、お酒の飲み過ぎには気をつけましょう。

ハゲを防止するためには、原因に合った対策が必要

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ハゲや薄毛を引き起こす脱毛症の多くは、進行性という特徴を持ちます。

そのため、適切な対策を打たない限り、脱毛症によるハゲ・薄毛は悪化する一方です。

現在、ハゲ・薄毛に悩む男性の多くは、男性ホルモンが原因であるAGA(男性型脱毛症)を発症していると言われていますが、その他の脱毛症である可能性もあります。

ハゲ・薄毛を引き起こす脱毛症が異なれば、取るべきハゲ対策も異なるのは当然。

【脱毛症別】正しいハゲ対策まとめ

  • AGAによるハゲの場合:AGA治療薬によるハゲ治療
  • FAGAによるハゲの場合:ミノキシジル外用薬、パントガールによるハゲ治療
  • 円形脱毛症によるハゲの場合:ステロイド局所注射、局所免疫療法によるハゲ治療
  • 脂漏性脱毛症によるハゲの場合:外用抗真菌薬、炎症を鎮める内服薬によるハゲ治療
  • 粃糠性脱毛症によるハゲの場合:ステロイド系外用薬によるハゲ治療
  • 機械性脱毛症によるハゲの場合:外的要因を避ける

ハゲの進行を防止し、髪の毛を取り戻すためには、原因に合った対策が必要。

そして、早めの対策をとることができれば、ハゲを改善できる可能性は大きく高まります。

まずは、自分のハゲを引き起こしている脱毛症・原因は何なのか、正しく知ることから始めましょう!


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