
2018年11月12日 更新
科学的根拠に基づいた正しい薄毛治療がわかる「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版って?

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(以下、2017年版ガイドライン)は、男性型脱毛症と女性型脱毛症における標準的な治療法がまとめられたガイドラインです。
このガイドラインは、2010年に策定された「男性型脱毛症診療ガイドライン」と同じく、『日本皮膚科学会』と『毛髪科学研究会』によって策定されています。
男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)との変更点
2017年版ガイドラインにおける主な変更点
- ガイドラインの名称が変わった
- 有効な治療法としてデュタステリド内服が追加された
2017年版ガイドラインの作成にあたり、2010年に策定された男性型脱毛症診療ガイドライン(以下、旧ガイドライン)における治療法の取捨選択・追加について議論されました。
そのため、2017年版ガイドラインと旧ガイドラインでは、記載されている治療法の種類や、治療法の推奨度が変更されています。
2017年版ガイドラインにおけるAGA治療の推奨度
2017年版ガイドラインでは、旧ガイドラインと同様、男性型脱毛症および女性型脱毛症の治療法を5段階の推奨度で評価しています。
2017年版ガイドラインと旧ガイドラインでは、推奨文の内容が少し異なります。
推奨文が変更されたのは、推奨度C1・C2・Dの3つ。

2017年版ガイドラインでは、とくに推奨度Dの治療法について「行うべきではない」としており、選択してはいけない治療法としてより強調しているようです。
2017年版ガイドラインで最も推奨されている治療法

旧ガイドラインでは、最も推奨されるAGA治療として、ミノキシジル外用療法とフィナステリド内服療法が紹介されていました。
改定された2017年版ガイドラインでは、2016年6月に販売が開始されたAGA治療薬「ザガーロ」の有効成分であるデュタステリドによる治療法についても触れられています。
ここから、2017年版ガイドラインで紹介されている「最も効果的なAGAの治療法」について見ていきましょう。
Aランク(行うよう強く勧める)のAGA治療法
- ミノキシジル外用療法
- フィナステリド内服療法
- デュタステリド内服療法
「行うよう強く勧められる」AGA治療法①:ミノキシジルの外用
ミノキシジルは、もともと高血圧患者用の降圧剤(血圧を下げるための薬)として使われていた成分。
ミノキシジルを投与された高血圧患者に多毛症が報告されたため、発毛効果を持つ医薬品として研究が進められました。
このミノキシジルには、男性型脱毛症の治療薬として用いるべき高い水準の根拠が報告されています。
2017年版ガイドラインでは、男性型脱毛症に対してミノキシジル成分5%含有の外用薬の投薬治療が勧められています。
また、このミノキシジル外用薬による治療は、女性型脱毛症についても良質な根拠があります。
なお,国内では 2%ミノキシジル液を用いた臨床試験はなされていないが,1%ミノキシジル液を用いた,280 名の女性被験者を対象とした観察期間 24 週までの男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版ランダム化比較試験が行われ,脱毛部 1 cm2 内の非軟毛数のベースラインからの増加は,プラセボ群が平均2.03 本,1%ミノキシジル群が平均 8.15 本と,1%ミノキシジル群はプラセボ群に対して有意な(p<0.001)発毛促進効果を示した64).
女性型脱毛症の治療に勧められているのは、ミノキシジル成分1%含有の外用薬。
男性と女性とでは、推奨されているミノキシジル成分の濃度が異なるため、ミノキシジル外用薬を男女で兼用しないようにしましょう。
ミノキシジル外用療法の概要
- 発毛を促進させる効果を持つ
- 男性は5%、女性は1%のミノキシジル外用薬が勧められる
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「行うよう強く勧められる」AGA治療法②:フィナステリドの内服
フィナステリドは、5αリダクターゼを阻害し、AGAの原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑制することで、脱毛症の進行を遅延させます。
2017年版ガイドラインでは、フィナステリドの内服によるAGA治療を行うよう強く勧めています。
フィナステリド(1 mg/日,0.2 mg/日)を用いた,414 名の「日本人」男性被験者を対象とした観察期間 48 週間のランダム化比較試験において,頭頂部の写真撮影による効果判定では,1 mg/日では 58%が軽度改善以上の効果があり,0.2 mg/日では 54%が軽度改善以上の効果が26).引き続き 1 mg/日投与を継続した非ランダム化比較試験では,2 年間および 3 年間の内服継続により,軽度改善以上の効果が各々 68%および 78%の症例で得られ,その率は増加傾向を示した27).
フィナステリドが抑制するジヒドロテストステロンは、薄毛をもたらすホルモンである一方で、胎児の生殖器形成に関わる重要なホルモンでもあります。
とくに、女性が使用すると男性胎児の生殖器発達に影響を及ぼす危険があり、2017年版ガイドラインでは女性のフィナステリド内服を行うべきではない治療法としています。
フィナステリド内服療法の概要
- 5αリダクターゼを阻害、AGAの進行を遅らせる効果を持つ
- 女性型脱毛症の治療には行うべきでではない
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「行うよう強く勧められる」AGA治療法③:デュタステリドの内服
デュタステリドは、2016年6月から発売されているザガーロの有効成分。
デュタステリドは、フィナステリドと同様にジヒドロテストステロンの生成を抑制することで男性型脱毛症の進行を遅延させます。
さらに、このデュタステリドが持つジヒドロテストステロンの抑制効果は、フィナステリドより強力です。
5αリダクターゼには1型と2型の2種類があり、フィナステリドは主に2型の5αリダクターゼを阻害します。
一方のデュタステリドは5αリダクターゼ1型を阻害することもでき、5αリダクターゼ2型に対する阻害効果はフィナステリドの約3倍。
このようにデュタステリドは、5αリダクターゼに対して高い阻害効果を発揮するため、デュタステリドが持つ発毛効果はフィナステリドの約1.6倍とも言われています。
そんなデュタステリドの内服によるAGA治療も、2017年版ガイドラインで行うよう強く勧められています。
国内で実施されたデュタステリド 0.5 mg/日を用いた,120 名の男性被験者を対象とした観察期間 52 週間の非ランダム化試験において38),直径 30 μm 以上の非軟毛数,硬毛数,非軟毛直径が 52 週に各々 13.5/cm2,15.2/cm2,6.5 nm 増加した.皮膚科医のパネル 3 名による頭頂の写真評価(7 ポイントスコアリング)では,26 週に 1.34,52 週に 1.50 といずれもベースラインより有意に毛量が増加した.
デュタステリドもフィナステリドと同じく、ジヒドロテストステロンの生成を抑制する働きを持つため、女性の使用は禁忌とされています。
デュタステリド内服療法の概要
- 5αリダクターゼを阻害、AGAの進行を遅らせる効果を持つ
- 女性型脱毛症の治療には行うべきではない
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ランクB(行うよう勧める)のAGA治療法

旧ガイドラインにおいて、ランクB(行うよう勧める)にあたる治療法は、自毛植毛だけでした。
しかし、2017年版ガイドラインではランクBのAGA治療法として、アデノシンの外用、LEDおよび低出力レーザー照射が加筆されています。
2017年版ガイドラインで、ランクBに位置づけられた治療法について見ていきましょう。
ランクB(行うよう勧める)のAGA治療法
- 自毛植毛
- アデノシンの外用
- LEDおよび低出力レーザー照射
「行うよう勧められる」AGA治療法①:自毛植毛
ガイドラインでは、植毛術に関する記載もされています。
この植毛術には、患者自らの髪の毛を植え付ける自毛植毛と、化学繊維などでできた人工の髪の毛を植え付ける人工毛植毛の2種類があります。
2017年版ガイドラインでは、男性型脱毛症に対する自毛植毛をランクB、女性型脱毛症に対する自毛植毛をランクC1に位置づけています。
自毛植毛は、ランクAの治療法で十分な改善効果が見られなかった場合、かつ十分な経験と技術を持った医師が施術する場合にのみ、男性症例に対してB、女性症例に対してC1の評価をされています。
植毛術の種類と推奨度
-
【自毛植毛】
男性:ランクB(行うよう勧められる)
女性:ランクC1(行ってもよい) -
【人工毛植毛】
男性・女性:ランクD(行うべきではない)
「行うよう勧められる」AGA治療法②:アデノシンの外用
アデノシンの外用は、旧ガイドラインにおいてC1にランク付けられていた治療法。
2017年版ガイドラインでは、男性型脱毛症の治療に対して良質な根拠があるため、ランクBの外用療法として行うよう勧められています。
また、女性型脱毛症の治療には有効性を示す根拠が不足していますが、副作用が軽微であることと、アデノシンを含む女性用製品が販売されていることから、ランクC1の外用療法とされています。
アデノシンの外用
- 男性型脱毛症:ランクB(行うよう勧められる)
- 女性型脱毛症:ランクC1(行ってもよい)
「行うよう勧められる」AGA治療法③:LEDおよび低出力レーザー照射
2017年版ガイドラインで加筆された治療法の1つ「LEDおよび低出力レーザー照射」。
これは、2000年頃から始まった比較的新しいAGA治療法で、頭皮に低出力のレーザー光を当てる治療法です。
低出力レーザーによる発毛効果の根拠は、医学的に解明されていませんが、ミトコンドリアの活性化・毛包幹細胞や毛包上皮細胞の活性化などが考えられています。
LEDおよび低出力レーザー照射による治療には、男女ともに有効性を示す根拠があり、副作用も軽微なことから、男性型および女性型脱毛症の治療として行うよう勧められています。
ランクC1(行ってもよい)のAGA治療法

2017年版ガイドラインでは、ランクA・Bには劣るものの、AGAの治療として行ってもよい治療法も紹介されています。
ランクC1(行ってもよい)のAGA治療法
- カルプロニウム塩化物の外用
- t-フラバノンの外用
- サイトプリンおよびペンタデカンの外用
- ケトコナゾールの外用
- かつらの着用
「行ってもよい」AGA治療法①:カルプロニウム塩化物の外用
ミノキシジル以外の外用療法の1つに、カルプロニウム塩化物(カルプロニウム塩化物水和物)の外用が挙げられます。
現段階では男女ともに、カルプロニウム塩化物外用の有効性は実証されていませんが、5%カルプロニウム塩化物が保険適用であること、国内での膨大な治療実績があることを考慮して、行ってもよい外用療法とされています。
「行ってもよい」AGA治療法②:t- フラバノンの外用
t-フラバノンには有効性を示す弱い根拠があるため、男性型脱毛症の外用治療として行ってもよいとされています。
また、女性型脱毛症に対するt-フラバノンの有効性は根拠が不足していますが、副作用が軽微なことから、女性型脱毛症の治療として行ってもよい外用療法とされています。
「行ってもよい」AGA治療法③:サイトプリンおよびペンタデカンの外用
サイトプリンの有効性は、男性型脱毛症に対して1件の研究報告がありますが、女性型脱毛症に対する有効性は報告されていません。
また,ペンタデカンに関しては男性型脱毛症、女性型脱毛症それぞれに1件ずつ有効性を示す研究報告があります。
サイトプリンとペンタデカンの発毛効果には、有効性を示す有力な根拠がないものの、報告された副作用が軽微なことから、行ってもよい外用療法とされているようです。
「行ってもよい」AGA治療法④:ケトコナゾールの外用
男性型脱毛症の場合、ケトコナゾールの外用による発毛効果に弱い根拠があるため、行ってもよい外用療法の1つとされています。
一方、女性に対するケトコナゾール外用の有効性には、根拠が不足しているものの、副作用が軽微な点から、外用療法の1つとして行ってもよいと評価されています。
抗菌作用を持つケトコナゾールは医薬成分であるため、病院での処方が必要です。
「行ってもよい」AGA治療法⑤:かつらの着用
かつらの着用は、脱毛の症状自体を改善するものではありません。
2017年版ガイドラインでは、通常の治療で改善しない場合や、患者の生きがい・満足度が低下している場合に、かつらの着用を行ってもよいとしています。
ランクC2(行わない方がよい)のAGA治療法

2017年版ガイドラインにおけるランクC2の治療法は、「ビマトプロストおよびラタノプロストの外用」と「成長因子導入および細胞移植療法」の2つ。
この2つのAGA治療法は、行わない方がよいとされています。
ランクC2(行わない方がよい)のAGA治療法
- ビマトプロストおよびラタノプロストの外用
- 成長因子導入および細胞移植療法
「行わない方がよい」AGA治療法①:ビマトプロストおよびラタノプロストの外用
ビマトプロストとラタノプロストは、緑内障における眼圧を降下させる目的で使用されてきた医薬品。
この2つの医薬品にまつ毛発毛促進効果が見つかったことから、発毛効果がある成分として研究が進められました。
しかし、現時点でビマトプロストおよびラタノプロストの外用による有効性は、十分に実証されていないため、両薬の外用によるAGA治療は行わない方がよいとされています。
「行わない方がよい」AGA治療法②:成長因子導入および細胞移植療法
2017年版ガイドラインでは、成長因子導入および細胞移植療法は「行わない方がよいAGA治療」とされています。
なかでも、脂肪組織由来幹細胞の培養上清由来物質、PRPの発毛促進効果に関する臨床試験の多くは先進医療の段階であり、安全性・有効性が十分に検証されていません。
ランクD(行うべきではない)のAGA治療法

2017年版ガイドラインでは、ランクD(行うべきではない)の治療法についても記載があります。
ランクDに位置づけられた治療法は、有効性を示す根拠がないばかりか、有害事象が報告されているものもあるため注意が必要です。
ランクD(行うべきではない)のAGA治療法
- 人工毛植毛
- ミノキシジル内服
- 女性のフィナステリド内服
- 女性のデュタステリド内服
ランクD(行うべきではない)のAGA治療法①:人工毛植毛
行うべきではないAGA治療法の1つが人工毛植毛。
人工毛植毛とは、化学繊維などでできた人工毛を、患者の頭皮に植え込む治療法です。
アメリカのFDA(食品医薬品局)は、人工毛自体を有害器具としており、2017年版ガイドラインでは、女性・男性ともに人工毛植毛を行わないよう勧めています。
ランクD(行うべきではない)のAGA治療法②:ミノキシジル内服
2017年版ガイドラインにおいて、ミノキシジル内服によるAGA治療は、行うべきではない治療法とされています。
ミノキシジルは降圧剤として開発されてきた医薬品。
しかし、国内においてミノキシジル内服薬は降圧剤として認可されておらず、男性型脱毛症の内服薬として認可している国はありません。
また、医師が安易にミノキシジル内服薬を処方したり,一般人が個人輸入によって入手したミノキシジル内服薬を服用する可能性があるため、医薬品医療機器等法(旧薬事法)の観点からも問題視されています。
ランクD(行うべきではない)のAGA治療法③:女性のフィナステリド・デュタステリド内服
フィナステリドとデュタステリドは、5αリダクターゼを阻害する効果を持ち、男性型脱毛症の治療薬として、2017年版のガイドラインで行うよう強く勧められています。
しかし、女性型脱毛症に対するフィナステリド・デュタステリドの内服は行うべきではない治療法とされています。
先述したように、フィナステリドとデュタステリドは、5αリダクターゼ阻害効果によってジヒドロテストステロンを抑制し、発毛効果を発揮する医薬品。
このジヒドロテストステロンは、胎児の生殖器形成に関わる重要なホルモンであり、女性が服用すると胎児の生殖器形成に異常を来すおそれがあります。
また、フィナステリド・デュタステリドは経皮吸収されるため、女性は手に触れることも危険です。
AGAによる脱毛の仕組み

AGAの治療法・治療効果と併せて知っておきたいのがAGAによる脱毛メカニズム。
ここでは、どうしてAGAによる脱毛が発生するのか見ていきましょう。
髪の毛の成長サイクル「ヘアサイクル」

通常、人の髪の毛はヘアサイクルによって脱毛・発毛を繰り返しています。
ヘアサイクルは約1,000〜2,000日の周期で繰り返されており、ヘアサイクルが正常を保つことで、髪の毛は太く長く成長することができます。
ヘアサイクル
-
成長期(2〜6年程度)
髪の毛が太く長く成長する時期 -
退行期(1ヶ月程度)
髪の毛の成長が徐々に止まる時期 -
休止期(5ヶ月程度)
髪の毛の成長が完全に止まり、新しい髪の毛に生え替わる時期
しかし、AGAの原因であるジヒドロテストステロンが髪の毛に働きかけると、髪の毛のヘアサイクルは100日程度に短縮され、髪の毛は成長しきる前に脱毛してしまいます。
このAGAによる早期脱毛によって、主に前頭部や頭頂部の薄毛が現れるのです。
男性型脱毛症の原因は男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」
頭頂部・前頭部の薄毛を引き起こすAGAの原因は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン。
このジヒドロテストステロンは、同じく男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼと結合することで生成されます。
ジヒドロテストステロンは、髪の毛の毛根部に存在する男性ホルモン受容体に作用すると、髪の毛の成長を阻害するシグナルを発します。
AGAは脱毛シグナルによってヘアサイクルが乱され、頭頂部・前頭部の薄毛が進行する脱毛症です。
女性型脱毛症の原因ははっきりとしていない
一方、女性型脱毛症の原因ははっきりと知らされておらず、ストレスや生活習慣の乱れなど、さまざまな要因が考えられています。
その中で、とくに女性の薄毛と関わっているのが女性ホルモン。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、髪の毛の成長を促進する作用があります。
女性体内にも微量の男性ホルモンが存在しますが、普段は女性ホルモンが優位に働くため、男性のような薄毛は起きにくいと考えられています。
しかし、加齢とともに女性ホルモンの分泌量が減ると、男性ホルモンの働きが優位になり、薄毛や抜け毛といった症状が現れるのです。
また、女性型脱毛症は男性とは異なり、頭皮全体が薄毛になるびまん性という特徴を持ちます。
男性型脱毛症、女性型脱毛症の治療はAGA専門クリニックで

男性型脱毛症、女性型脱毛症には効果が認められている治療薬・治療法があります。
このヘアサイクルの乱れによる脱毛症を改善するためには、長期的かつ継続的な治療が必要です。
そのため、脱毛症の治療で重要なのは、患者の要望や症状の改善度に合わせた治療法を選択すること。
しかし、脱毛症の治療の多くは、保険が適用されない自由診療であるためか、個人輸入によって安価な海外製の医薬品を使用する人も少なくないようです。
このような海外製の医薬品は、国内で認可されていないだけでなく、副作用が起きた場合、公的な救済措置を受けることができないため、おすすめできません。
男性型脱毛症および女性型脱毛症を改善する上で大切なのは、その人に合った治療を施すこと。
AGA専門クリニックでは、治療に関するカウンセリングを基本無料で行っています。
治療内容だけでなく、治療にかかる費用についても相談することができるでしょう。
まずは、医師に相談することから始めてみませんか?