
2018年09月07日 更新
薄毛の予防には頭皮ケアが大切! 今こそ知っておきたい正しいケア方法とは
頭皮のケアは大切。その理由って何?

昨今シャンプー・ドライヤー・育毛剤などの種類が増え、たくさんの頭皮ケア商品が販売されていますよね。
どうして、そこまで「頭皮」の状態にこだわる必要があるのでしょうか?
まずは、頭皮ケアが大切だと考えられている理由について見ていきましょう。
頭皮ケアは余計な抜け毛を予防するのに役立つ
頭皮ケアが大切とされる理由の1つは、余計な抜け毛を防いでくれるから。
髪の毛を草木に例えるのであれば、頭皮環境は髪の毛を健康に成長させるための土壌。
そのため、健康な髪の毛を保つためには、正しいケアによって頭皮環境を整える必要があります。
頭皮ケアはハゲ・薄毛予防に役立つ
頭皮ケアを怠ったり、誤った頭皮ケアを続けていれば、頭皮環境は徐々に悪化していきます。
抜け毛・薄毛を引き起こす脱毛症の中には、頭皮環境の悪化を発端とするものがあります。
正しく頭皮をケアすれば、このようなハゲ・薄毛を予防することができるでしょう。
頭皮環境の乱れが原因の主な脱毛症
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脂漏性脱毛症
皮脂の過剰分泌によるマラセチア菌の繁殖が原因。頭皮に炎症を引き起こし、抜け毛が起きる -
粃糠性脱毛症
頭皮が乾燥することで大量のフケが発生する。フケが毛穴に詰まることで髪の毛の成長を阻害する
今日から始める「頭皮ケア」

正しい頭皮ケアは、頭皮環境を整えるだけでなく、余計な抜け毛や薄毛の予防に役立ちます。
ここからは、髪の毛の健康を保つための「頭皮のケア方法」について見ていきましょう。
シャンプーで頭皮ケアをしよう
シャンプーは、最も身近な頭皮ケアの1つだと言えます。
正しいシャンプーをすれば頭皮トラブルの予防につながりますが、誤ったシャンプーケアを続けていると、頭皮環境の乱れによる抜け毛・薄毛が起こす可能性があるのです。
「頭皮をさっぱりさせるために、朝晩2回シャンプーをしている」
「頭皮の汚れを落とすために、強い力でゴシゴシとシャンプーしている」
このようなシャンプーをしている人はいないでしょうか?
1日に何度もシャンプーをしていると、頭皮を保護するために必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮が乾燥する原因になります。
頭皮の乾燥は、フケなどの頭皮トラブルの原因に。
また、爪を立てたり、強い力で擦るような洗い方では、頭皮・髪の毛が傷つくことも。
頭皮ケアの第一歩として、正しいシャンプーの仕方を知っておきましょう。
【頭皮ケア】正しいシャンプーの仕方
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①:入浴前に髪の毛を軽くブラッシング
シャンプーをする前に髪の毛の絡まりを解いておけば、余計な抜け毛を予防することができます。 -
②:ぬるま湯でしっかりと予洗いする
頭皮や髪の毛に付いた汚れは、お湯だけでもある程度落とすことができます。 -
③:シャンプーは泡立ててから頭皮に付ける
シャンプーをしっかり泡立ててから使えば、頭皮・髪の毛への刺激を少なくすることができます。 -
④:爪は立てず、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う
爪を立てたり、擦るようにしてシャンプーすると髪の毛・頭皮が傷む原因になります。 -
⑤:十分な水量と時間を使ってすすぐ
すすぎが不十分だと、汚れや洗浄成分が頭皮・髪の毛に残り、頭皮トラブルの原因になります。
頭皮ケアにはドライヤーの仕方も大切
正しくシャンプーできたからといって、お風呂上がりの頭皮ケアを怠ってはいけません。
とくに、シャンプー後の濡れた髪の毛・頭皮を自然乾燥させていると、雑菌が繁殖して頭皮環境が乱れることもあります。
入浴後はタオルやドライヤーを使って、しっかり髪の毛・頭皮を乾かしましょう。
【頭皮ケア】正しいドライヤーの使い方
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①:ドライヤーは20センチほど離して行う
温風を頭皮に当てすぎると、頭皮ダメージの原因になります。 -
②:タオルの上からドライヤーをする
タオルが間に挟まることで、頭皮に直接温風が当たるのを防ぐことができます。 -
③:ドライヤーは根元→毛先の順で乾かす
髪の毛の根本からドライヤーをかけることで、髪全体が乾きやすくなり、頭皮のダメージを軽減できます。 -
④:ある程度乾いたら冷風に
仕上げに冷風を当てることで、髪の毛のキューティクルを引き締めることができます。
頭皮ケアにヘアオイルを使ってみよう
また、ヘアオイルを使った頭皮ケアもおすすめです。
ヘアオイルをシャンプー前に使用すれば、毛穴に詰まった汚れや頭皮に付着した汚れを浮かし、汚れを洗い流しやすくしてくれます。
さらに、シャンプー後に使えば、髪の毛をコーティングし、乾燥やドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれるでしょう。
オーガニックホホバオイル(ゴールデン) は、アメリカの農務省USDAに認定されたホホバオイル。
このUSDAの認定には、農園の土壌・農作物・原料抽出・商品製造工程などに関する厳しい審査があるため、オーガニックにこだわりたい人におすすめです。
HERITAGE社のひまし油は、低温圧搾による純粋な高品質オイル。
農薬・着色料・香料なしの無添加仕様になっています。
独自の技術で油臭を除去しているので、ニオイが気にならない点もおすすめです。
『ひまし油』のおすすめ記事
「ひまし油」が髪にいいって本当? ひまし油を使った育毛ケア
生活習慣でも頭皮ケアできる

頭皮環境を整えるためには、正しく頭皮をケアするのが大切ですが、何も頭皮ケアはシャンプーやドライヤーだけとは限りません。
頭皮の健康を保つためには、日々の生活習慣を見直すことも大切なのです。
ここからは、シャンプーやドライヤー“以外”の頭皮ケア法について見ていきましょう。
バランスのよい食事で頭皮ケア
正しく頭皮ケアできていても、日々の食生活が乱れているという人はいませんか?
実は、バランスのよい食事を心がけることも、頭皮をケアする方法の1つなのです。
脂っこい食事や偏食を繰り返していると、皮脂の過剰分泌や頭皮の血行不良といった頭皮環境の悪化を引き起こす可能性があります。
頭皮・髪の毛の健康を保つ上で、とくに意識したい栄養素は、アミノ酸・亜鉛・ビタミン類など。
食生活の偏りが気になる人は、少しでもバランスのとれた食事を心がけ、足りない栄養素はサプリメントを使うなどしてみましょう。
頭皮ケアのためには十分な睡眠をとろう
慢性的な睡眠不足は、自律神経を乱し、血流の悪化や免疫力の低下を引き起こします。
頭皮や髪の毛に必要な栄養は血液によって届けられるため、十分な睡眠によって血行不良を防ぐことも、頭皮ケアの1つと言えるでしょう。
厚生労働省は、「健康づくりのための睡眠指針 2014」で、1日に必要な睡眠時間は6〜8時間ほどとしています。
また、頭皮の健康を保つためには睡眠の質にも注意しましょう。
部屋が明るいままで寝てしまったり、寝る直前までスマホやPCの画面を見ていると、睡眠が浅くなりやすいと言われています。
頭皮ケアのことを考えるのなら、最低6時間の睡眠時間を確保しつつ、日々の睡眠の質にも注意しましょう。
適度な運動で頭皮ケア
慢性的な運動不足は、頭皮の血行不足を引き起こす要因です。
そのため、適度に身体を動かすことも、頭皮をケアする方法の1つと言えるでしょう。
頭皮ケアにおすすめなのは、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動。
強度の高い運動と比較して身体への負担が少なく、新陳代謝を活性化できるのでとくにおすすめです。
頭皮のケアはもちろん、健康のためにも、エスカレーターではなく階段を使う、寝る前にストレッチをするなどの習慣をつけてみましょう。
頭皮ケアのためには過度な飲酒を控えよう
お酒に含まれているアルコールには血管拡張作用があるため、適量であれば頭皮の血行をよくすることができます。
しかし、アルコールの代謝にはビタミンやアミノ酸などの栄養が消費されるため、飲み過ぎは頭皮・髪の毛の栄養不足につながる可能性があります。
さらに、アルコールの代謝時に発生するアセトアルデヒドは、睡眠障害を引き起こす原因。
睡眠不足は自律神経を乱し、頭皮の血行を悪くする要因の1つです。
頭皮を健康に保つためにも、お酒の飲み過ぎには気をつけましょう。
喫煙量を減らして頭皮をケアしよう
タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があり、タバコを吸うと頭皮の血行が悪くなります。
加えてニコチンには、ビタミンCを破壊する効果もあると言われており、ビタミンCが破壊されることで血流を整える「ビタミンE」の吸収が低下します。
血行不良になると、栄養素が毛母細胞に行き渡りにくくなり、細毛化や抜け毛増加を起こすおそれがあるのです。
そうは言っても、タバコには強い依存性があるため、無理な禁煙は、喫煙者にとってストレスの原因になることも。
頭皮環境を整えるために、まずは無理のない減煙を始めてみましょう。
おすすめの育毛剤とシャンプーの選び方

先ほどシャンプーを使ったケア法について紹介しましたが、正しく頭皮・髪の毛をケアするためには、使うシャンプーにもこだわってみましょう。
また、頭皮ケアと言えば「育毛剤」という人もいるでしょう。
ここからは、頭皮ケアにおすすめのシャンプーと育毛剤を紹介していきます。
頭皮ケアにおすすめのシャンプー
頭皮ケアにおすすめのシャンプー1つめは、スカルプD オイリーシャンプー。
スカルプD オイリーシャンプーは、脂性肌用のシャンプーで医薬部外品にあたります。
頭皮がベタついている人は、スカルプD オイリーシャンプーで頭皮ケアをしてみましょう。
頭皮ケアにおすすめのシャンプー2つめは、スカルプD ドライシャンプー。
スカルプD ドライシャンプーは、オイリーシャンプーとは異なり、乾燥肌用のシャンプーです。
スカルプD ドライシャンプーで頭皮をケアすれば、頭皮に潤いを保ち、頭皮の乾燥を予防することができるでしょう。
頭皮ケアにおすすめのシャンプー3つめは、バイオテック ビマージュ シャンプー すっきりタイプ。
バイオテック ビマージュ シャンプー すっきり対応は、発毛・育毛専門サロン「バイオテック」が開発した女性用の頭皮ケアシャンプーです。
頭皮ケアにおすすめの育毛剤
頭皮のケア商品として、育毛剤を思い浮かべる人は多いでしょう。
しかし、ここで注意してほしいのは、多くの育毛剤はあくまで「薄毛を予防するためのもの」であるということ。
脱毛した箇所に新たに髪の毛を生やすことはできないので注意が必要です。
市販されている多くの育毛剤は、医薬部外品や化粧品に分類され、薄毛の予防や頭皮のケア目的で販売されています。
育毛剤の役割を正しく理解し、頭皮ケアの1つとして取り入れれば、薄毛の予防に役立ってくれるでしょう。
ここからは、頭皮ケアにおすすめの育毛剤を3つ紹介します。
スカルプD 薬用育毛トニック スカルプジェットは、しっかりした頭皮に導くスカルプボリューマーや、毛髪のボリュームアップを促すカッコンエキスを追加配合した育毛剤です。
さらに、特殊ノズルによって毛穴の奥まで有効成分を届けるため、抜け毛のケアだけでなく、健康的な頭皮を保ってくれるでしょう。
サクセス 薬用育毛トニックは、有効成分ニコチン酸アミドが血行を促進することで、頭皮と髪の毛のケアをしてくれます。
このほかにも、毛球を育てるt-フラバノンや、殺菌作用を持つピロクトンオラミンが含まれています。
資生堂 アデノバイタルスカルプエッセンスVは、有効成分アデノシンを配合した育毛剤です。
このほかにも、血行促進作用があるニンジンエキスや、抗菌作用を持つクジン抽出液などが含まれている点もおすすめのポイントです。
頭皮のケアについて気になることがあったらクリニックへ!

今日から始めたい頭皮ケアまとめ
- シャンプーは爪を立てない。洗髪後はシャンプーをよくすすぐ
- 髪の毛の根本→毛先の順番でドライヤーをかけ、ある程度乾いたら冷風に切り替える
- 医薬部外品の育毛剤を使う
- 頭皮のケアにヘアオイルを使うのもおすすめ
ここまで見てきたように、頭皮のケア法にはさまざまな種類があります。
正しく頭皮をケアできれば、余計な抜け毛を予防し、薄毛になりにくい頭皮環境を作ることができるでしょう。
頭皮のケアはもちろんですが、肝心な生活習慣の乱れを改善していくことも疎かにしてはいけません。
頭皮の健康を保つためには、頭皮そのものだけでなく、生活習慣を含めた総合的なケアが必要なのです。
AGA専門クリニックでの相談は基本無料!
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「自分の頭皮は健康なのか」「頭皮環境が乱れる要因はなんなのか」などの疑問を解決するだけでなく、その人に合った対策やケア法を提案してくれるでしょう。
また、中には「わざわざ病院に行くのも面倒」という人もいるかもしれません。
AGA専門クリニックの中には、テレビ電話によるカウンセリングを行っているクリニックもあるため、自宅にいながら医師によるカウンセリングを受けられます。
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