生える人をふやす

    2017年10月11日 更新

    AGA(男性型脱毛症) とはどんな脱毛症なの?治療法や事例、他の薄毛との違いを解説!

    近頃よく耳にする「AGA」という言葉。このAGA(男性型脱毛症)とは男性ホルモンが原因で起こる脱毛症のこと。
    今回は髪の毛の仕組みをもとにAGA(男性型脱毛症)の原因、AGAの薄毛は治せるのか、正しい治療方法、治療薬の副作用など、AGA(男性型脱毛症)の基本について説明します。

    AGA(男性型脱毛症)とは男性ホルモンによる脱毛症

    AGAは「男性型脱毛症」と言われる男性型の薄毛・脱毛症。

    AGAという名称は、「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性ホルモンと遺伝から来る脱毛症という意味を表しています。

    AGAは進行性の脱毛症。治療せずにいると、抜け毛や薄毛がどんどん進行していきます。

    そして、AGAと言われている人の数は約1,200万人。

    日本の成人男性の人口は約4,500万人ほどですから、成人男性のうち3人に1人がAGAであると言えます。

    AGA(男性型脱毛症)は他のハゲ・薄毛の病気とは異なる

    薄毛・脱毛症の多くは、頭皮環境の悪化が原因だと思ってはいませんか?

    AGAは頭皮環境の悪化から来る薄毛・脱毛症とは、原因と症状が異なります。

    例えば、脱毛症の1つである「円形脱毛症」は、アトピーやストレスが原因で発症すると考えられていますが、AGAの原因は主に男性ホルモン。

    AGAの症状は、円形脱毛症のように局所的な脱毛部位ができることはなく、頭頂部やおでこの生え際から徐々に脱毛していくのが特徴です。

    主なハゲ・薄毛の原因

    • AGA(男性型脱毛症):男性ホルモンが原因
    • 円形脱毛症:円形に自己免疫疾患やストレスが原因と言われている
    • 脂漏性脱毛症:過剰分泌された皮脂が毛穴を塞ぐことで起こる
    • 粃糠性脱毛症:過剰分泌されたフケが毛穴を塞ぐことで起こる
    • びまん性脱毛症:頭髪全体が薄くなる脱毛症。女性ホルモンの減少が原因と言われている

    AGA(男性型脱毛症)の原因

    AGA(男性型脱毛症)の原因①:男性ホルモン

    AGAが発生する最も大きな原因は、男性ホルモンの影響にあります。

    男性ホルモンの一種である「テストステロン」は、「5αリダクターゼ」という物質と結合し、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質に変化します。

    このジヒドロテストステロンは、髪の毛が持つ毛周期の中でも「成長期」の期間を短くする働きを持ち、ジヒドロテストステロンが高濃度になるほど、毛周期が乱れやすくなります。

    ジヒドロテストステロンは髪の毛の細胞にある物質に働きかけることで、毛周期を乱し、髪の毛の発育を妨げるのです。

    ジヒドロテストステロンが引き起こす毛周期の乱れによって、髪が十分に育たなくなり、薄毛・ハゲが目立つようになるというのが、AGAなのです。

    通常は約4年かけて成長し抜けていくはずの髪の毛が、AGAになると3か月程度で抜け落ちてしまう

    「毛周期(ヘアサイクル)」とは?

    • 「毛周期(ヘアサイクル)」は、約1,000〜2,000日の周期で起きる、髪の毛が生えて成長する循環のこと。
    • 発毛してから約2〜4年程度かけて「成長期」、約1ヶ月の「退行期」、その後5ヶ月の「休止期」という3つの時期を繰り返す。

    AGA(男性型脱毛症)の原因②:遺伝

    男性ホルモンによる影響が最も大きいAGAですが、遺伝によって引き起こされうることも否定できません。

    ジヒドロテストステロン(DHT)を生成する「5αリダクターゼ」の分泌量と、細胞のアンドロゲン受容体の働きやすさが、遺伝に影響されやすいと言われているからです。

    ただし、薄毛の遺伝を受け取る確率は25%ほどと言われている上に、受け取る薄毛の遺伝はあくまでも“ハゲやすい遺伝”。

    つまり、“ハゲやすい体質である”というだけなのです。

    額が広いだけ?M字ハゲ?:簡単チェック方法

    AGAの人の多くはだんだん生え際が後退していき、いわゆる「M字ハゲ」の状態となります。

    「自分はおでこが広いだけだから……」といった人のために、M字ハゲか額が広いだけかを簡単にチェックする方法をご紹介します。

    「おでこが広い」のか「M字ハゲ」なのか悩んでいる人は、以下のチェック方法で自身の症状を確かめてみましょう。

    M字ハゲチェック

    • ステップ1:生え際を映すための鏡を用意
    • ステップ2:目を見開き眉毛を上に動かすことでおでこにシワを作る
    • ステップ3:1番上のシワと生え際の間に指が何本入るか確認

    「ステップ2」でできるシワは頭皮とおでこの境界線を認識する上で、1つの目安となります。おでこのシワは、おでこの筋肉を含む顔の筋肉が動いたためにできるものです。

    そして、頭皮にシワができることはないのです。

    「ステップ3」ではおでこにできた1番上のシワ、すなわちおでこと頭皮の境界線と実際の生え際がどの程度離れているのか確認します。

    髪の毛とシワの距離ががちょうど指1本程度であれば、生え際のハゲは心配ないと思われます。

    しかし、それ以上離れている場合は、残念ながらM字ハゲの可能性が高いでしょう。

    あくまで目安ですが、この3つのステップでおでこが広いのか、M字ハゲなのかをチェックすることができるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

    AGA(男性型脱毛症)を治療する治療薬

    AGAによる薄毛を治療するためには、科学的根拠に基づいたAGA治療薬によって、脱毛を促してしまう男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」の生成を抑制することが必要です。

    AGA治療薬を服用することで乱れた毛周期が整えられ、新しい髪の毛が成長しやすくなります。

    AGA(男性型脱毛症)を治療する治療薬①:プロペシア(フィナステリド)

    国内では、「プロペシア」というフィナステリドを有効成分としたAGA治療薬が販売されています。

    プロペシア(フィナステリド)は、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを生成する「5αリダクターゼ」を阻害する効果を持ちます。


    5αリダクターゼが阻害されることでジヒドロテストステロンの生成量が減り、毛周期を正常化させ、再び太く強い髪の毛が成長することに繋がります。

    AGA治療薬プロペシア(フィナステリド)の効果を体感するには、1日1回、最低でも6ヶ月以上の継続的な服用が必要とされています。

    AGA(男性型脱毛症)を治療する治療薬②:ザガーロ(デュタステリド)

    デュタステリドを有効成分に持つAGA治療薬は「ザガーロ」という名称。

    ザガーロ(デュタステリド)は、プロペシア(フィナステリド)と同様に、5αリダクターゼに働きかけてジヒドロテストステロンの生成を抑制する働きがあります。

    実は5αリダクターゼには、1型と2型があり、どちらもAGAの原因物質であるジヒドロテストステロンを生成に関係します。

    ザガーロ(デュタステリド)は5αリダクターゼ2型をプロペシア(フィナステリド)の約3倍、1型に至っては約100倍もの阻害効果を持っており、よりジヒドロテストステロンの生成を阻害する効果があるのです。

    デュタステリドはフィナステリドがほぼ効かない5αリダクターゼ1型も阻害ができる。AGAの治療効果も大きいとされている

    ザガーロ(デュタステリド)は、プロペシア(フィナステリド)の投与と比べ、AGAの改善効果も大きいと言われています。

    ザガーロ(デュタステリド)もプロペシア(フィナステリド)同様、効果を実感するには1日1回、最低でも6ヶ月以上は治療薬の服用が必要とされています。

    AGA(男性型脱毛症)を治療する物質③:ミノキシジル

    AGA治療薬として認可されているミノキシジルは、血管拡張のための薬剤とされており、毛乳頭につながる毛細血管を拡張することで毛母細胞に栄養を行き渡りやすくする働きがあります。

    つまり、ミノキシジルには「発毛」の効果があるのです。

    そもそも髪の毛は、毛母細胞が髪の根元にある「毛乳頭」から栄養を受け取り、細胞分裂をすることで成長します。

    毛母細胞に十分な栄養が届かなかったり、男性ホルモン等の影響があると、細胞分裂が効率よく行われず、髪の毛が健康に育ちません。

    プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)はジヒドロテストステロンの生成を阻害、ミノキシジルは血行促進や育毛効果があるため、併用することでAGAの治療に大きな効果をもたらすと言えます。

    AGA(男性型脱毛症)は市販の育毛剤では治せない!

    市販の育毛剤は頭皮環境を整えるもの

    薄毛や脱毛症に悩んだ際、「市販されている育毛剤や育毛シャンプーなどを使用すれば治るのではないか」と思うかもしれません。しかし、AGAは市販の育毛剤(医薬部外品)や育毛シャンプーを使用しただけでは治りません。

    市販の育毛剤や育毛シャンプーは、あくまで健康な頭皮環境を目指すためにあるものです。

    たしかに頭皮環境を健康に整えることは、「抜け毛のリスク」を減らすことに繋がり、間接的に薄毛予防にも繋がるかもしれません。

    しかし、たとえ頭皮環境が整っていたとしても、AGAによる脱毛・抜け毛は男性ホルモンの働きを阻害しないことには止めることができないのです。

    AGA(男性型脱毛症)は長期的な治療が必要

    AGAは市販の育毛剤や育毛シャンプーなどによって、治療ができる脱毛症ではないことがおわかりいただけたでしょうか。

    AGAを引き起こすジヒドロテストステロンは、適切なAGA治療薬でないと抑制することができません。

    ここで紹介したAGA治療に効果が認められた治療薬は、AGA専門クリニックによる適切な検査・診察のもとで処方される必要があります。

    今後、AGAを発症するリスクがあるかについても、AGA専門クリニックで調べてもらうことができます。

    少しでも薄毛や脱毛症の心配があったら、まずはAGA専門クリニックで相談を受けてみることをおすすめします。

    AGA+編集部員もAGA治療を受けてみました

    AGA治療薬:デュタステリド配合内服薬、ミノキシジル配合内服薬

    AGA治療期間:10ヶ月(現在継続中)

    *左がAGA治療開始前、右がAGA治療開始10か月後です。

    詳しくはこちらの記事から:
    【画像あり】AGAの薄毛は病院で治せる!と聞いたので行ってみた。AGA治療体験記

    編集部員「22歳くらいから、AGAによる薄毛で悩んでいました。薬を飲み始めて3か月くらいで頭皮を手で触った時の感触が変わってきて、5〜6か月ではツルっとしていた部分にも産毛がびっしり生えていて感動しました!今のところ治療薬の副作用もないので、このままAGA治療を続けて、数年振りの前髪をつくりたいです!」

    AGA治療薬の副作用とは

    AGA治療薬は医薬品であるため、少なからず副作用のリスクがあります。

    前述のプロペシア・デュタステリド・ミノキシジルの副作用はどのようなものかまとめました。

    プロペシア(フィナステリド)の主な副作用と発生率

    • 性欲減退(1〜5%未満)
    • 勃起機能の低下(1%未満)
    • 精液量の減少(1%未満)

    ザガーロ(デュタステリド)の主な副作用

    • 性欲減退(3.9%)
    • 勃起不全(4.3%)
    • 精液量の減少(1.3%)

    非常に男性にとってセンシティブな副作用があげられています。

    男性の性欲に関わっている男性ホルモンは「テストステロン」。AGA治療薬プロペシアやザガーロに含まれる有効成分フィナステリドやデュタステリドは、ジヒドロテストステロンを作り出す5αリダクターゼの働きを阻害することで、AGA治療効果を持ちます。

    フィナステリドやデュタステリドには、テストステロンそのものを阻害・抑制する働きはないため、フィナステリドやデュタステリドが性欲減退などの男性機能の低下に直接的に関係しているとは考えにくいという説もあります。

    性的欲求や勃起不全などの男性機能は、精神の影響を受けやすいとされています。

    従って、「プロペシアを飲んだことで男性機能の低下が起こるのではないか」と心配し過ぎることで、性欲減退や男性機能の低下を誘発してしまうこともあるかもしれません。

    ミノキシジルの使用で起こりうる副作用

    • 頭皮のかゆみ
    • 頭髪以外の部位の多毛
    • むくみ
    • 動悸・不整脈

    AGA治療薬ミノキシジルの副作用は、プロペシアやザガーロに比べると受け止めやすいものかもしれませんが、必ず医師の指導のもとで使用しましょう。

    また、ミノキシジルの血管拡張・血流促進効果は、循環器系(心臓・血液・リンパ)に負担をかけることが考えられます。

    以下のような疾患を持っている人は、ミノキシジル配合の治療薬の使用を避けた方がいいでしょう。

    ミノキシジルの使用を避けた方がいい人

    • 不整脈の人
    • 高血圧の人
    • 低血圧の人
    • 心臓の疾患の人
    • リンパなどの疾患を持っている人

    もちろん、疾患を抱えていてもミノキシジルを使ったAGA治療を受けられる可能性はあります。

    必ずAGA専門クリニック等で診察を受け、医師のアドバイスのもとミノキシジルを使いましょう。

    女性の薄毛(FAGA)は男性のAGAとは異なる

    FAGA(女性男性型脱毛症)とは、女性の薄毛の総称です。

    FAGAの場合は男性のAGA(男性型脱毛症)とは異なり、頭部全体が薄くなっていくという特徴があります。このような症状は、主に40〜50代頃に起こることが多いとされていますが、稀に20代頃にも起こる場合があります。

    FAGAはAGAと同じく、ホルモンが関係しているとされていますが、原因はまだはっきり解明されていません。FAGAは広範囲にわたって症状が現れます。このような脱毛を「びまん性脱毛」といいます。

    FAGAのようにびまん性の脱毛を引き起こす症状の原因には、鉄欠乏や過度なダイエットによる栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣やストレスによるものなどがあります。

    FAGAも、AGAと同じく女性の薄毛も治療をしない限り進行を食い止めることはできません。放置していれば加齢とともに進行してしまうため、早めの治療が重要です。

    FAGAの治療では、妊娠の可能性がある方や授乳中の方など、男性とは異なる様々な状況や体調に考慮した治療法や治療薬が必要となります。

    AGA治療薬のプロペシアやデュタステリドは女性は絶対に服用してはいけない

    AGA治療薬として効果を認められているプロペシアやザガーロは成人男性のみ服用が可能です。

    プロペシアやザガーロを妊婦が服用した場合、有効成分であるフィナステリド・デュタステリドの薬理作用(DHT低下作用)により、男子胎児の生殖器官の発育に影響を及ぼすおそれがあります。

    また、女性がフィナステリドやデュタステリドに触れることも危険です。

    通常は、錠剤は表面がコーティングされており、割れたり砕けたりしない限りは有効成分に接触することはありません。

    しかし、万一割れた錠剤に妊娠した女性が触れてしまった場合は、胎児に影響が出る場合があります。

    妊婦が触れることのないようプロペシア錠の管理には気をつけ、錠剤を割ることは絶対に避けましょう。

    AGA治療薬プロペシアやザガーロの子づくりや胎児への影響

    フィナステリドやデュタステリドを女性が摂取することは危険です。

    ただし、それらを含むAGA治療薬プロペシア・ザガーロを服用中の男性との性交渉でできた胎児に、影響があったという事例は報告されていません。

    妊娠20〜100日までのアカゲザルに、フィナステリドを毎日静脈内投与した動物実験でも、雌雄を問わず胎児に異常は認められませんでした。

    とはいえ、リスクがある可能性は考えられるため、AGA治療薬プロペシアやザガーロの服用期間中に子づくりを考えている人は、念のため医師に相談するとよいでしょう。

    AGA治療薬ミノキシジルは女性の服用も問題なし!

    ミノキシジルは女性の薄毛改善に高い効果を期待できます。ミノキシジルは毛母細胞に直接働きかけ、細胞分裂を活性化させます。とりわけ女性の薄毛の原因の一つである壮年性脱毛症に効果があるといわれています。

    AGA専門クリニックよっては、女性向けのオリジナル治療薬を用意しているところもあります。

    女性の薄毛治療では、妊娠の可能性や授乳中など、様々な状況や体調に考慮した治療法や治療薬が必要です。女性の薄毛治療にも豊富な実績を持っているAGA専門クリニックで無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

    AGA治療の費用に健康保険は適用されない

    AGA治療は健康保険が適用されない「自由診療」です。よって、AGAの治療費用は100%自費で支払わなくてはなりません。

    では、AGA専門クリニックでのAGA治療にはどの程度の費用がかかるのでしょうか。

    AGAヘアクリニックでのAGA治療費用例

    • 現在の状態を維持・予防したい:5,500円/月
    • 現在の状態から髪を生やしたい:18,000円/月

    このAGA治療費を高額と受け取るか安いと取るかは、個人の薄毛の悩みの程度や、経済状況によるでしょう。

    見た目が変わることによって、心が変わり、人生が変わることもあります。

    AGAの進行状況や年齢によっても費用は異なるため、まずはAGA専門クリニックの無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

    AGA+では、実際にAGA専門クリニックでのAGA治療で髪の毛が生えた編集部員らの経験を元に、病院でのAGA治療をおすすめしています。


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    薄毛で悩んでいてAGA専門病院に相談したいけれども、「お金はいくらかかるんだろう」 「薬の副作用が不安……」と、なかなか踏み出せないものですよね。

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    薬は診察後に自宅に宅配便で届くので、外出なしで薄毛治療ができてしまいます。

    ・サッカー日本代表 長友選手とAGAヘアクリニック院長の対談はこちら

    【CM放映中】サッカー日本代表 長友佑都と語るAGA治療「本当の話」