薄毛に合う髪型
薄毛をカバーする髪型
薄毛が進行してくると、髪型を整えるのが難しくなってきます。
また、薄くなった部分をカバーするにも不自然になってしまったり、余計に目立たせてしまったりと素人には難しいものです。
AGA+では、プロの美容師監修のもと「M字ハゲ」「U字ハゲ」「O字ハゲ」・「全体のハゲ」「女性のハゲ」この5つの薄毛をカバーする髪型を紹介しています。
薄毛の人も髪型を楽しむための強い味方「ヘアサロン INTI(インティ)」

今回取材に協力いただいた「INTI」は、渋谷・新宿・東京・大阪・福岡に店舗を構える人気のヘアサロン。
朝の情報番組「あさイチ」でも取り上げられ、多くの薄毛の人に注目されています。

多くの薄毛に悩む人が「INTI」を選ぶ理由は、その魔法のような薄毛カバーのテクニック。
毎月1000人以上の人の薄毛悩みを、ヘアカットによって解決してきました。
M字ハゲをカバーする髪型
M字ハゲは、ハゲが進行して「M字状」になっている状態のこと。
「AGA(男性型脱毛症)」によるものがほとんどで、前頭部のこめかみ部分から頭頂部にかけて食い込むようにハゲが進行します。
放置しておくと、次第に前頭部・頭頂部の毛量が減少し、ハゲている部分が広くなっていきます。
髪を伸ばしてM字ハゲを隠そうと試みる人もいるかもしれませんが、それでは逆に目立たせてしまう可能性も。

このM字ハゲをカバーする髪型の作り方を見る
薄毛になっている箇所を隠したいために、髪を伸ばしてしまうのは禁物です。
M字ハゲを目立たせぬよう、全体的に髪を短くカット。
そして、より短い部分をあえて作ることで、髪型の中にM字以外の特徴ができました。
前髪を左から右に流すことで、相手の視線の誘導する効果も。

前頭部の薄毛をカバーする髪型の作り方を見る
前頭部の薄毛をカバーする長めに残した髪&頭頂部に動きを与える短めの髪。
この長短2種類の髪を作ることで、薄毛をしっかりカバーしながら動きもあるナチュラルな髪型に。
また、髪の短い部分にパーマをかけることでさらに動きが出るため、日々のスタイリングが楽になります。

薄毛をカバーする髪型の作り方
頭頂部のボリュームが足りないM字ハゲをカバーする髪型の作り方を見る
薄毛の悩み:深いM字ハゲを誤魔化したい

施術前の髪型
- 内側に湾曲したタイプのM字ハゲ

施術内容
- サイドの髪の毛を全体的にカットし、スッキリとさせた
- サイドに一箇所だけ、短い部分を作った

薄毛をカバーする髪型の作り方
サイドの髪の毛をスッキリとさせることで、トップがボリュームアップして見えます。
このモデルさんも、サイドの一部分を短くカットし、そことの対比によりトップの髪の毛が濃く見えるようになりましたね!
また、前髪をアシンメトリーにしたことも、視線誘導につながっています。
薄毛の悩み:伸びかけのM字ハゲをどうにかしたい

施術前の髪型
- M字ハゲ
- 前髪の真ん中だけが伸びて、長くなっている

施術内容
- サイドの髪をスッキリとカット
- 前髪の長さが均一になるようカット

薄毛をカバーする髪型の作り方
M字ハゲの人に対して、全部同じ長さにカットしてしまうと、当然前髪のラインはM字になりますよね。
M字の真ん中部分を長く残すようにすると、同じ長さに見えるんです。
例えば、全部3cmで切り揃えてしまっていた場合、左から3cm、1cm、3cmとかでカットすると、きれいに仕上がります。
薄毛の悩み:進行してしまったM字ハゲを隠したい

施術前の髪型
- かなり進行したM字ハゲ

施術内容
- サイドを少し長めに残し、刈り上げた

薄毛をカバーする髪型の作り方
M字のラインに沿ってそのままカットしてしまうと、M字をカバーを強調してしまいます。
このように、前髪の真ん中を長くし、全体を揃えることで、後退してしまった部分を誤魔化すことができるのです。
薄毛の悩み:クセ毛を抑えつつボリュームを出したい

施術前の髪型
- 生え際が後退しM字にハゲている
- 頭頂部が薄くなりO字にハゲている
- クセのある髪質でまとまりづらい

施術内容
- 毛髪が向きたい方向に合わせてカットし、ボリュームをアップ&強く出るクセを和らげた
- ドライヤーにより、クセによる広がりを抑えつつ、髪質を活かした自然なカールを作った

薄毛をカバーする髪型の作り方
まとまりづらいM字のクセ毛と、ボリュームの出にくい頭頂部&サイド(側頭部)が悩みだったモデルさん。
湿気や汗を吸い込んだ髪の毛は、強くカールするため、とても扱いが難しくなります。
クセ毛を解消する方法の一つとして、縮毛矯正がありますが、ボリュームダウンを招くこともあり、あまりおすすめはできないとのこと。
今回はカットによって、まるで緩くパーマをかけたような毛流れとボリューム感をハサミで作り、扱いやすい髪型に仕上がりました。
またドライヤーのかけ方も重要。
ポイントは、髪の毛を根元からしっかりと濡らし、気になる箇所から先に乾かすこと。
そして、クセの方向と反対に手でとかしながら乾かすことで、扱いやすい自然なカールに仕上がるのだそう。
その後、冷風でキューティクルを整え、温風で全体をしっかり乾かして完了。
真っ直ぐに伸ばしすぎてしまうと、髪の毛が割れたり、地肌が透ける原因になるため、過度に引っ張らないよう注意しましょう!
薄毛の悩み:M字ハゲをカバーしたい

施術前の髪型
- M字ハゲ
- 頭頂部の薄毛も目立つ
- 横の部分が膨らんでいるが、切りすぎると立つので避けたい

施術内容
- 襟足はスッキリ短めにカット
- 横の部分は可能な限り切る。毛量を減らし、薄毛部分との差が出ないようにする
薄毛をカバーする髪型の作り方
AGAによって前頭部や頭頂部が薄くなると、横や後ろの髪が膨らみやすくなってしまいます。
そのため横の部分は短めにカットすることが多いのですが、今回のモデルさんはなるべく横を切りすぎたくないということでした。
サイドを短くしたくない場合は、可能な限りカットして薄毛部分との濃淡の差を減らしていきます。
後ろの部分は短くしても気にならないということだったので、襟足を短めに切り、スッキリした状態に。
普段スーツを着る人ならば、襟足を短くすることで清潔感も出ますし、薄毛をナチュラルにカバーしやすくなるでしょう。
薄毛の悩み:まばらに前髪が残ったM字ハゲをカバーしたい

施術前の状態
- M字ハゲ
- 前頭部に残った前髪が透けてM字部分が強調されている

施術内容
-
前髪はある程度の重さが出るくらいまで切り、左右のどちらかに流す
- M字周りの毛を不自然にならないように前にもってくる

薄毛をカバーする髪型の作り方
今回の場合、前髪は毛流れ、癖そして利き腕が右手ということから、セットしやすいように左から流しています。
カバーするのに必要ない部分は細かく切り分けながら短くカット。

ドライヤーで左右の髪を内側に入れてから、パウダーワックスとスプレーを使って自然な仕上がりを作っています。
薄毛の悩み:M字ハゲを隠したいが直毛・猫っ毛でセットが難しい

施術前の状態
- M字ハゲ
- サラサラの直毛でセットの持ちが悪い
- 伸ばした猫っ毛の前髪は風で割れやすい状態

施術内容
- 低刺激パーマを当て、ボリュームアップ
- 髪の毛の内側を表面より小さなカールにすることでボリューム感をキープ
薄毛をカバーする髪型の作り方
直毛はヘアセットしづらく、猫っ毛は水分を吸いやすいためセットの持ちが悪くなります。
直毛&猫っ毛の場合、M字ハゲを隠そうと髪の毛を伸ばすと、風などですぐに前髪が割れてしまい逆に薄毛が目立つことも。
そのため、直毛で猫っ毛のこちらのモデルさんには低刺激パーマを当てることで 、髪の毛のボリュームをアップ。
内側のカールを表側より小さくすることで、髪の毛が絡まり、セットの持ちを良くします。
ヘアセットは、中心に向かって髪の毛を乾かしスタイリング剤でしっかり固めるだけ。
前髪は流したい方向に流して固めましょう。
薄毛の悩み:M字ハゲをカバーしたい

施術前の状態
- M字ハゲ
- 前髪が長く割れてしまう

施術内容
- サイドとバックを短めにカットし、頭頂部にボリュームを
- 前髪はある程度長さを残す
薄毛をカバーする髪型の作り方
M字ハゲをカバーするには、ドライヤーの当て方が重要になります。
ドライヤーの際、薄毛部分をカバーしようと、前からドライヤーの風を当てて抑えるように乾かしていませんか?
実は、この乾かし方では生え際が後ろに流れて逆に薄毛が目立ってしまいます。
前から乾かすのではなく、画像のように、下を向いて頭頂部〜後頭部からドライヤーを当ててみましょう。

すると、髪の毛が後ろから前に流れ、M字部分をカバーできます。
髪の毛の流れを整えたら、あとは前髪を流したい方向に乾かし、M字を抑えながらサイドの髪の毛を前髪と馴染ませましょう。
形が決まったらワックスやスプレーで固めれば、崩れないスタイルの完成です。

左は前から乾かした場合、右は後ろから乾かした場合の髪型。
髪の毛の長さは同じでも、ドライヤーの当て方次第でこんなにも印象が変わります。
M字ハゲをカバーする髪型についてもっと知りたい
M字ハゲについてもっと知りたい
U字ハゲに合う髪型
U字ハゲ・前頭部のハゲは、AGAの症状の代表的な症状です。
前頭部の薄毛は額が後退していくことから、とくに薄毛が目立ち、老けて見えてしまうのが特徴。
前頭部の薄毛が進行し頭頂部にまで拡大すると、頭を上からみたときU字型に見えるため、「U字ハゲ」と呼ばれています。
その場合は、AGAの症状がかなり進行してしまっていると考えられます。
そんなU字ハゲでさえ、見事にカバーしてしまう髪型があるのです。
薄毛の悩み:広くなったおでこを隠したい

施術前の髪型
- 全体的に毛量が多く、長さもある
- おでこの面積が広くなっている

施術内容
- 真ん中は2cm、その横は4cm、さらにその横は6cmと長さを変えてカットし、Vの字に広がったおでこをUの字にする

薄毛をカバーする髪型の作り方
4cm伸びる元気な毛もあれば、2cmで成長が止まって抜けてしまう毛もあるのが、薄毛の特徴。
そんな時は、2cmで切りそろえてしまえば毛量が多く見えるんです。
さらに、頭頂部の毛先をツンツンさせて、そこに目が行くようにデザインしました。
薄毛の悩み:広くなったおでこを隠したい

施術前の髪型
- おでこが広い
- 前髪を下ろしているが、毛束の間からおでこが見えてしまっている

施術内容
- あえておでこを出す髪型にカット
- パーマをかけて全体に流れを作る

薄毛をカバーする髪型の作り方
おでこが広い場合、前髪で隠してしまいがちですが、思い切って出すことで、「おでこが広い」「後退している」という印象を払拭できます。
そして、パーマで「毛の流れ」を作り、目線を散らしているのもポイント。
薄毛の悩み:薄くなった生え際&つむじを隠したい

施術前の髪型
- 生え際から頭頂部にかけて薄毛が進行
- 頭頂部の薄毛が目立っている

施術内容
- サイドの髪を短くカットし、頭頂部の薄毛を目立たないようにカバーする
薄毛をカバーする髪型の作り方
今回のモデルさんは、サイドのボリュームが多く、頭頂部の薄毛が強調されてしまっている状態。
そこで、サイドのボリュームをあえて頭頂部の薄さに合わせ、薄毛を目立たないようにしています。
サイドの髪を極力短くカットしてから軽く梳くことで、薄毛部分が馴染むんですね。
頭頂部の薄毛をカバーしたい人は、サイドをあえて短くしてしまうのがよいでしょう。
薄毛の悩み:U字のハゲを隠したい

施術前の髪型
- U字ハゲ(前頭部全体から後頭部にかけて後退するハゲ)
- 前髪をおろすと「すだれ前髪」になってしまう
- M字部分も徐々に薄くなりつつある

施術内容
- 顔回り・サイドを短めにカットし、バランスを整える
- トップを切り、横のボリュームを抑える
薄毛をカバーする髪型の作り方
おでこが薄くなりはじめ、U字ハゲが進行しているという今回のモデルさん。
前髪をあげると薄毛が目立ってしまい、逆におろすとすだれのような状態になってしまうようです。
また、横のボリュームも膨らみ、セットするのが難しくなっています。
顔回りやサイド・トップを短めにカットすることで、より爽やかな印象に。
分け目の部分もしっかりカバーされ、薄毛が目立ちにくい状態になりました。
薄毛の悩み:U字ハゲで透けた地肌を自然にカバーしたい

施術前の髪型
- 両サイドにボリュームが出ている
- 前頭部・頭頂部に毛周期の乱れがあり、薄毛が目立つ

施術内容
- 横のボリュームをすっきりカット
- 前髪は微調整を重ねて長さ・バランスを整える
- ワックスで毛先を固定させ、前髪を1日キープできる状態にする
薄毛をカバーする髪型の作り方
頭頂部から前頭部にかけて地肌が透けているこちらのモデルさんも、横のボリュームを抑えて地肌をカバーするという施術内容。
横はもちろん、頭頂部も短く切ってしまうことで、動きを出せるようにします。
前髪は長すぎると、あからさまに「薄毛を隠している」ように見えてしまいます。
なので、バランスを整えながらしっかり作っていくことが大切。
カット後は後ろから前頭部にかけて髪を乾かしていき、前髪は毛先を固定させながら風を当てていきます。
前髪の毛先はワックスで固定すると、1日分かれることなく長持ちするでしょう。
U字ハゲについてもっと知りたい
O字ハゲに合う髪型
頭頂部の薄毛は「O字ハゲ」や「つむじハゲ」とも呼ばれます。
自発的にチェックしない限り、自分で自分の頭頂部を見る機会はあまりないでしょう。
そのため、気付かないうちに頭頂部のハゲが広がったり、つむじなのか薄毛なのかわからなかったりなんてことも。
頭頂部の薄毛を改善するには、正しい原因を知り、その原因に合った対策をすることが重要です。
薄毛の悩み:てっぺんハゲをカバーしたい

施術前の髪型
- 根元にヘアシートが付いている
- 全体的に髪の毛が伸びていて、薄毛が目立つ髪型になってしまっている

施術内容
- ヘアシートを取り外す
- 全体的に短くカットし、頭頂部に動きをつける

薄毛をカバーする髪型の作り方
薄毛の悩み:前頭部と頭頂部の両方を隠したい

施術前の髪型
- 前頭部から頭頂部へと薄くなっている
- M字とO字のあいだも薄い

施術内容
- カット
- スタイリング&スタイリングレクチャー

薄毛をカバーする髪型の作り方
全体的に長さのある髪型だと、スタイリングが難しくなります。
スタイリング剤は大きく分けて、「水性」「油性」の2タイプがありますが、サロンでおすすめしているのは油性のハードワックス。
粘着力があり、水分が少なく、揮発性が高いため、髪につけた時にふんわりとしたボリュームと毛束が作れます。
薄毛の悩み:後退したおでこ全体を隠したい

施術前の髪型
- M字ハゲ
- おでこ全体が後退している

施術内容
- おでこが広く見えすぎないよう、前髪を少し長めにカット。
薄毛をカバーする髪型の作り方
おでこが広くなってM字になってしまったら、基本的に髪を長くすることは避けておきたいところ。
しかし、今回のモデルさんは、髪を短くしすぎてもおでこがかえって広く見えてしまうのです。
このような場合は、前髪をやや長めに残しておいた上でM字の部分をしっかりとカバーします。
ただカバーするだけでなく、その人に似合うかどうかのバランスがとても重要なんですね!
薄毛の悩み:M字ハゲとO字ハゲを同時に隠したい

施術前の髪型
- M字ハゲ・O字ハゲの同時進行
- M字部分とO字部分の間の髪はしっかり残っている

施術内容
- M字はM字、O字はO字でカバーする
- サイドに少し長さを残し、柔らかい雰囲気にする
薄毛をカバーする髪型の作り方
今回のモデルさんは、M字ハゲとO字ハゲが同時に進行しているという状態。
この場合は、あいだの毛量によって施術内容が変わります。
M字とO字のあいだの毛量が薄いときは、M字とO字を同時にカバーする髪型がおすすめ。
今回のケースでは、しっかり毛量があったため、M字とO字をそれぞれカバーします。
M字部分のカバーではまず、前髪をある程度厚みが出る長さまでカット。
前髪をある程度残す場合、剃り込み部分に垂れてくる髪も調整しないと、薄毛を隠していることが強調されてしまいます。
そこで剃り込みの部分も微調整し、周りから見たときの自然さを出します。
O字の部分は、不自然に見えない場所から髪をもってくるようにカット。
頭頂部の長さは、O字をギリギリ覆える程度がよいでしょう。
薄毛の悩み:薄毛だけでなく軟毛もカバー

施術前の髪型
- M字・O字ハゲが進行
- 軟毛がやや目立つ

施術内容
- できるだけ横は短くカット
- ソフトモヒカンになるように中心に向かってドライヤーをかける
- 軟毛の部分はハードスプレーで仕上げる
薄毛をカバーする髪型の作り方
こちらのモデルさんは、施術前に自身でもカットをされていたとのこと。
それでも前頭部や頭頂部の薄毛が進行して目立ってしまい、サイドが膨らんでしまうという状態でした。
横を短く切ったうえで、ソフトモヒカンになるよう中心にかけて髪を乾かしていきます。
薄毛の部分はワックスなどのスタイリング剤で整えつつ、軟毛が気になる人はハードスプレーを使って仕上げるとよいでしょう。

ハードスプレーは髪を1本1本離して、頭から20センチほど離してまんべんなく振りかけるのがコツ。
薄毛をカバーするにはカットだけでなく、日頃のスタイリングをしっかり行うことが大切なのですね。
薄毛の悩み:O字ハゲを隠しサイドのボリュームを抑えたい

施術前の髪型
- O字ハゲ
-
頭頂部以外は毛量が多く、横に膨らんでしまう
→色彩の差によって薄毛部分が強調される

施術内容
- 膨らみやすかった所をすっきりかつ、やわらかい質感で刈り上げ
- 頭頂部は長さを残し、不自然にならないよう毛先の流れを調整する
薄毛をカバーする髪型の作り方
O字ハゲをカバーするには、薄毛部分の周りにカバーできる長さの毛があることがポイント。
ある程度の長さがあれば、毛先の流れを変えてあげることで薄毛部分をカバーできるからです。

また、毛量の多い部分はすきバサミや刈り上げなどを使うことで、薄毛部分と色彩・質感を合わせます。
とくに頭頂部の薄毛は、色の濃淡で判断されてしまうことがほとんど。
そのため、頭全体に統一感をもたせ、濃淡の少ない髪型を作っていくことが大切です。
スタイリングでは、O字の中央部分にある細い毛をドライヤーで立ち上げます。

これにより、頭頂部にボリュームを作り出すことが可能。
根元の毛を中央に集めてカバーしたら、バランスを整えパウダーワックスで固定します。
O字ハゲをカバーする髪型についてもっと知りたい
O字ハゲについてもっと知りたい
全体のハゲに合う髪型
AGAやホルモンの影響から髪の毛全体が細くなったり、薄くなったりする場合もあります。
髪の毛にボリュームを持たせることができず、どんなにセットしてもキマリません。
さらに、もともとの髪の毛が細いと、地肌が透けてしまい、薄毛がより強調されてしまいます。
ただ、生まれつき髪が細いことに問題はありませんが、後天的に髪が細くなったのならば、それはAGAの初期症状であるかもしれないので注意しましょう。
薄毛の悩み:全体的に髪の毛が薄い&細い

施術前の髪型
- M字ハゲ
- 全体的に髪の毛が薄い
- 髪の毛が細い

施術内容
- サイドを刈り上げて短くカット

薄毛をカバーする髪型の作り方
サイドの髪を極端に短くすることで、トップが濃く見えるようになります。
このようにサイドを刈り上げて薄くすると、そことの対比でトップが濃く、毛量が多く見えますよね!
全体的に髪の毛が薄く、髪の毛が細い人におすすめの髪型です。
薄毛の悩み:全体的に髪が薄くボリュームがない

施術前の状態
- 生まれつき髪の毛が細くボリュームが出ない
- 全体的に髪の毛が薄い

施術内容
- サイドをカット
- 頭頂部は長さを残し、ツーブロックのスタイルにする
薄毛をカバーする髪型の作り方
髪の毛が全体的に薄く、細いとボリュームを出すことができません。
そのため、こちらのモデルさんはツーブロックのスタイルにすることで、頭頂部のボリュームを強調。
トップを短くしすぎると、全体的な薄毛をカバーすることが難しいため、トップはある程度長さを残します。
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女性のハゲに合う髪型
女性の薄毛には、「FAGA(女性男性型脱毛症)」、「牽引性脱毛症」、「円形脱毛症」の3パターンが挙げられます。
ホルモンバランスの変化や、加齢、ストレスなど、さまざまな要因が女性の薄毛を引き起こします。
前髪や頭頂部がペタンコになり、長髪やパーマでごまかそうとする人も多いですが、ボリュームアップは難しく、どうしても重心が下に下がってしまいます。
女性のハゲをカバーする場合はカットだけでなく、スタイリングのやり方も重要なポイントです。
【女性】薄毛の悩み:全体的に髪の毛が薄くボリュームがない

施術前の状態
- 髪の毛が全体的に薄い
- 分け目部分の薄毛も目立つ

施術内容
- カーラーとスプレーを用いたセット
薄毛をカバーする髪型の作り方
施術前は、前髪や頭頂部がペタンコでボリュームがない状態。
女性の場合は、長髪で薄毛をごまかそうと思う人も多いかもしれませんが、髪の毛の重みでペタンコになり分け目も目立ってしまうことがあります。
ボリュームを出してふわっとした髪型にするには、ロングやボブのスタイルで段をしっかりいれましょう。
また、ボリュームを出そうとパーマをかける人も多いですが、長い髪にパーマをあててもトップのボリュームアップは難しく、どうしても重心が下に下がってしまいます。
トップにボリュームを出すには、カーラーでのセットがおすすめ。

カーラー、スプレー、櫛の3アイテムで髪型を作っていきます。

ますはトップ部分、カーラーの幅くらいの髪の毛を持ち上げ櫛でとかします。
根元部分(赤の四角)にスプレーをあて、カーラーを巻きましょう。
つむじ、前髪、トップなどボリュームが欲しい箇所に巻いていきます。

前髪部分はあげすぎると失敗することがあるため、セットに慣れていない人はスプレーなしで下向きに巻くのがおすすめ。

しばらく時間をおいてからカーラーを外し、全体に馴染ませるようにスタイリングをします。
最後にスプレーを全体に吹きかけて完成。

カットだけでなく、スタイリングのやり方も薄毛のカバーには重要なポイント。
INTIでは、一人ひとりの髪質やライフスタイルに合ったスタイリングを提案してくれるでしょう。
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薄毛を髪型でカバーしたいなら「INTI」へ

現在「INTI」は、渋谷本店、大阪、東京、福岡の4店舗で展開。
薄毛隠しテクニックはもちろん、全席個室のプライベートな空間で、周りを気にせず髪の悩みを相談できるのも魅力です。
2019年5月には、新宿店もオープン予定です。
■ INTI 渋谷本店
【住所】
東京都渋谷区神南1-9-11 インタービルII 4F
(JR渋谷駅 ハチ公口より徒歩10分)
【営業時間】
平日 13:00〜22:00
土曜 10:00〜22:00
日祝 10:00〜19:00
【定休日】
毎週火曜、第3水曜
■ INTI 大阪
【住所】
大阪府大阪市中央区本町3-3-14 貴田ビル7階
(地下鉄御堂筋線「本町駅」より徒歩1分)
【営業時間】
平日 12:00〜21:00
土曜 11:00〜20:00
日祝 10:00〜19:00
【定休日】
毎週火曜、第1水曜
■ INTI 東京
【住所】
東京都中央区八丁堀2-13-2 ドミノビル2F
(JR東京駅 八重洲中央口より徒歩10分)
【営業時間】
平日 13:00〜22:00
土曜 10:00〜22:00
日祝 10:00〜19:00
※最終受付1時間前
※予約優先制
【定休日】
毎週火曜、第1・3水曜
■ INTI 福岡
【住所】
福岡県福岡市中央区大名1-10-27 第2小谷ビル4F
(西鉄福岡(天神)駅 中央口2より徒歩8分)
【営業時間】
平日12:00~21:00
土曜11:00~20:00
日祝10:00~19:00
【定休日】
毎週火曜、第1・3水曜
INTIの美容師さんにインタビューした記事はこちら
【人気美容師監修】ハゲる前に読む! 薄毛をカバーできるヘアスタイル&アレンジテク
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